鳥羽商船高専でKOSEN Global Camp 2026実施 計22名が参加
鳥羽商船高等専門学校は、令和8年9月20日(日)から25日(金)にかけて「KOSEN Global Camp 2026」を実施した。同校の学生や国内の高専生、海外学生の計22名が参加し、海運や海洋技術に関する知識を深めながら国際協働を体験した。同校での開催は昨年度に続き3回目となる。

海洋技術の視点からカーボンニュートラル社会を考察




KOSEN Global Campは、国内外から参加者を募り、英語による短期教育プログラムを通じてグローバル視点での協調性を学ぶ取り組みである。国立高等専門学校における国際化の推進を目的としている。
今回のテーマは「海運・海洋技術分野におけるカーボンニュートラル社会に向けた国際協働型実践プログラム」と設定された。海洋資源の有効活用や船舶技術の発展は、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて重要な役割を担っている。
実践的な実習と英語による協働学習
参加者は、四日市港や練習船「鳥羽丸」の見学、ROV(遠隔操作型無人潜水機)の操縦、舶用熱機関の実習、ラボワークなどを体験した。ラボワークでは浮体設計や浮体挙動の観察、評価、改善が行われ、操船シミュレータやフィールドワーク、成果発表会も実施された。
参加者からは、簡単な英語やジェスチャーを用いて試行錯誤しながら協働できた経験を評価する声や、工学や国際コミュニケーションをさらに学びたい意欲を示す声が上がった。鳥羽商船高専では、国立高等専門学校機構が推進する高専の国際化に向けた取り組みを踏まえ、今後も国際交流や実践的な教育プログラムの充実を図り、学生が国際社会で活躍できる人材へと成長する機会を提供していくとしている。
令和8年度 KOSEN Global Campの実施概要
- 名称:令和8年度 KOSEN Global Camp
- 日程:令和8年9月20日(日)から25日(金)
- 場所:鳥羽商船高等専門学校、練習船「鳥羽丸」、四日市港施設
- 参加者:計22名(※ベトナムおよびタイより参加した海外学生を含む)
鳥羽商船高等専門学校について
鳥羽商船高等専門学校は、明治8年(1875年)に芝新銭座二番地に航海測量習練所として創基し、その分校として明治14年(1881年)8月20日に三重県鳥羽町に鳥羽商船黌として創立された。日本にある5商船高専のうち最も歴史の古い商船系高等専門学校である。船員を養成する商船学科とエンジニアを養成する情報機械システム工学科の2学科で構成されている。

- 学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 鳥羽商船高等専門学校
- 所在地:三重県鳥羽市池上町1番1号
- 校長:三村治夫
- 設立:1881年
- 学校公式ウェブサイト:https://www.toba-cmt.ac.jp/
本記事は鳥羽商船高等専門学校の発表をもとに作成。
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