OTEGAMI、入力フォーム分析ツール OKAERI フォーム分析 を提供開始
東京都港区に本社を置く株式会社OTEGAMI(代表取締役:永尾 和平)は2026年10月22日、Web サイトの入力フォームにおいて項目ごとの到達率・離脱率・入力時間を無料で確認できる「OKAERI フォーム分析」の提供を開始した。フォームが設置されたページにコードを1行貼るだけで利用でき、クレジットカードの登録は不要となっている。
提供の背景と課題
広告費の高騰やプライバシー保護の強化を背景に新規顧客の獲得コストが上がり続けるなか、集客した訪問者が最終段階の入力フォームで離脱する問題が課題視されている。e-365株式会社が2026年7月31日に公表した自社調査によると、EC サイトではカートに商品を入れたまま購入に至らない「カゴ落ち」による機会損失が売上の約2.85倍にのぼるという。
一般的なアクセス解析ではページ単位の数値にとどまり、フォーム内のどの項目で手が止まり離脱しているかまでは把握しにくい現状がある。また、項目ごとの分析は主に有料の EFO ツールで提供されてきたため、中小規模の事業者には導入のハードルが高かった。同社は EC 事業者のコンサルティングやフォーム離脱対策サービス「OKAERI」の開発知見を活かし、無料の分析ツールとして提供を開始したとしている。
OKAERI フォーム分析の計測機能
「OKAERI フォーム分析」では、主に以下の項目を可視化できる。
- フォームの通過人数:フォームを見た人・入力を始めた人・送信した人の人数を並べ、どの段階で減っているかを確認できる。
- 項目ごとの到達率と離脱率:どの項目まで進んだか、どの項目を最後に離れたかを項目ごとに表示する。離脱率の高い項目には印が付く。
- 項目ごとの入力時間:項目ごとの入力にかかった時間(中央値)を表示し、迷いやすい項目を特定できる。
期間・ページ・PC/スマートフォン別の絞り込みに対応する。Free プランのデータ保存期間は30日となっている。なお、別ドメインの iframe 内に置かれたフォームは計測の対象外となる。
主な特長と導入の流れ
本ツールは Free プランとして提供され、カード登録なしで利用できる。ecforce や WordPress のサイトに加え、Google タグマネージャー経由でも1行の設置コードを貼り付けることで導入可能となっている。設置コードはページの表示を遅らせないよう非同期で読み込まれる設計となっている。
フォーム分析機能では個人情報を取得せず、個人情報保護法に配慮した設計がとられている。他機能で個人情報を取得する場合も、プライバシーポリシーへの必要事項の追記が確認できるまで配信は開始されず、取得した情報は暗号化され一定期間で削除される。

利用方法は、OKAERI のサイトからメールアドレスで登録後、管理画面に表示される設置コードをフォームのあるページに貼り付け、管理画面の「フォーム分析」を開くことで利用できる。
詳細:https://okaeri.tech/form-analytics/
同社は今後、離脱の多い項目が判明した後の改善を支援する機能を順次追加するとしている。また、入力途中で離れた人にお知らせを送って復帰を促す「OKAERI」の本機能も並行して提供している。
会社概要
- 会社名:株式会社OTEGAMI
- 所在地:東京都港区麻布台1-11-10
- 代表者:代表取締役 永尾 和平
- 設立:2020年2月3日
- 事業内容:ECコンサルティング、SaaSの開発・運営
- URL:https://otegami.co.jp/
- サービスサイト:https://okaeri.tech/
本記事は株式会社OTEGAMIの発表、およびe-365株式会社の公表情報をもとに作成。
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