ことばすくすくライブ♪が定期配信へ 言語聴覚士らによる発達支援
一般社団法人ことばサポートネットなどが連携し、ことばの芽生えを親子で育むオンラインイベント「ことばすくすくライブ♪」の定期開催や動画配信などを進めています。言語聴覚士や保育士、インクルーシブ絵本作家が登壇し、歌遊びや絵本、手を使ったサインを通じたコミュニケーション支援を実施します。助成事業として定期ライブ配信のほか、YouTubeでの動画発信や保育現場などへの実践モデルの共有に取り組みます。
長期休暇に合わせた定期ライブ配信を実施
「ことばすくすくライブ♪」は、サインによるやり取りを通じて社会的なコミュニケーション能力の土台を築くことを目指すオンラインイベントです。保護者や支援者が子どもの意図を汲み取って代弁することで、自分の思いが通じたという体験につなげる工夫を取り入れています。
助成事業の一環として、長期休暇に合わせた定期配信が予定されています。
- 2027年1月6日(予定):冬休みライブ テーマ:「いいよ」「やだよ」/意思表示を育むサインと歌遊び
- 2027年3月(予定):春休みライブ テーマ:「いっしょに」
- 2027年7月(予定):夏休みライブ テーマ:「わかった!」
YouTube動画配信と療育・保育現場への実践モデル共有
事業の柱として、定期ライブのほかにも現場の課題から厳選したテーマに基づく動画配信をYouTubeで行います。期間中に計5本の動画を配信し、家庭や施設で活用できるヒントを伝える計画です。
さらに、児童発達支援事業所や保育現場への実践モデルの共有・連携を進めます。各種メディアやSNSを活用しながら、オンラインを活用したことばの発達支援を専門職や保健師へ伝えるとともに、療育施設や保育施設、公的な子育て広場等の発達支援イベントへの波及を目指しています。
専門性を活かした3名の登壇メンバー
イベントには、多分野の専門家が登壇します。
案内人を務める言語聴覚士の副島 栄美氏は、一般社団法人ことばサポートネットに所属し、小児から成人の言語領域の評価・訓練や、多言語環境で暮らす子どものオンライン支援などを手がけています。
保育士の石川 孝昌氏(たかま先生)は、保育士などの経験から「ショートソングパネルシアター」を考案し、あそびうたの全国大会「A1あそびうたグランプリ」に2年連続出場した実績を持ちます。
インクルーシブ絵本作家のしょうじ あいか氏は「絵本屋だっこ」代表を務め、障害の有無にかかわらず楽しめる絵本の制作や障害理解を広める活動を行っています。絵本の売上は全額、NPO法人絵本屋だっこにて障害児支援のために使用されています。
前回参加者からの反響と団体の取り組み
2026年8月に開催された前回のライブでは、参加者から「子どもたちとのコミュニケーションに使っていきたい」「うれしいのサインは施設内で普段から使いやすいサインのため早速現場で使いたい」といった声が寄せられました。重症心身障害児が通う施設からも、背中を合わせて楽しむ遊びや題材の選び方について参考になったという感想が上がっています。
ことばサポートネットは、オンラインを中心にことばの悩みや困りごとに対する個別相談や発音練習、子育て関連施設や教育機関、医療機関等での言語聴覚士による支援提供などを進めています。
- YouTube:https://www.youtube.com/playlist?list=PLTioctb8IZ8Y
- 絵本屋だっこ公式サイト:https://dakko-ehon.com/
本記事は一般社団法人ことばサポートネットの発表をもとに作成されています。
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