ノックデザイン、介護事業所向けTikTok採用支援プランの提供を開始
株式会社ノックデザインは、SNS運用支援ブランド「ニチヨウビ」において、介護事業所向けのTikTok採用支援プラン「介護専用プラン」の提供を2026年10月1日に開始した。既存の一般向けプランと投稿本数や月額、最低契約期間を同一に保ちながら、利用者の映り込み確認や公開前の承認記録の保管などを標準業務に組み込んでいる。同意取得は施設側が担い、同社は撮影と公開の進め方を施設と取り決めて運用を進める。
介護現場の確認工程を標準化した新プラン
介護専用プランは、デイサービスや入所施設、訪問介護の事業所などの介護事業所を対象とした支援プランとなる。投稿本数は月4本、月額は280,000円から(税別)で、初期費用は別途見積もりにより提示される。最低契約期間は6ヶ月に設定されている。

同プランでは、既存の「ライトプラン」(月4本、月額280,000円から、最低契約期間6ヶ月)をベースにしながら、介護現場向けに必要な4つの確認工程が月額料金内で標準業務に追加された。具体的には、撮影前の運用ルールの文書化、撮影・編集段階における利用者情報の映り込み確認と除去、公開前の承認者の指定と承認記録の保管、職員の退職や公開撤回に応じた動画の非公開化が含まれる。

背景にある採用難とプライバシー配慮の必要性

介護分野では人材確保が課題となっており、厚生労働省「一般職業紹介状況」の職業別有効求人倍率(令和7年度平均、パートタイムを含む常用)において、介護サービス職業従事者は3.84倍となっている。全職業の有効求人倍率が令和7年度平均で1.20倍、2026年3月で1.18倍(季節調整値)であることと比較しても高い水準にある。なお、職業別の値と全職業の値は集計区分が異なるため単純比較はできないとされている。
職場環境を動画で発信するにあたり、介護現場では職員だけでなく利用者やその家族も関係者となる。氏名や病状、名札といった個人情報が日常的に画角へ入りやすく、同意判断が難しい利用者もいることから、一般のオフィスや店舗よりも確認事項が多くなる。代表取締役の長門 弥氏は、撮影時にすべてへ気づく難しさを挙げた上で、「私たちが引き受けられる確認は、きちんと引き受けます」としている。

申込から投稿までの進行と責任範囲
導入にあたっては、お問い合わせ後にヒアリングと見積もり、契約を経て運用ルールを取り決める。出演や公開の範囲、同意の記録方法、コメントの削除基準などを文書にまとめた後、施設側が利用者本人と職員から同意を取得する。その後、初回撮影と承認を経て初回投稿へと進む。
利用者本人や職員からの同意取得と記録保管、同意判断が難しい利用者の確認、撮影場所の準備などは施設側が担当する。施設側が用意する時間は、月4本、応募3件の場合で月約3時間(撮影120分、公開前の確認30分、応募への対応30分)が目安とされている。なお、公益財団法人介護労働安定センター「令和7年度 介護労働実態調査」(2026年7月29日公表)によると、就職の主な経路としてSNSを挙げた割合は全体で0.2%、勤続1年未満で0.4%にとどまっており、同社は応募数や採用人数を保証するものではないとしている。

株式会社ノックデザインの概要
株式会社ノックデザインは、SNS運用支援ブランド「ニチヨウビ」などを展開している。
- 社名:株式会社ノックデザイン
- 本社所在地:〒530-0044 大阪府大阪市北区東天満2丁目2-5 第二新興ビル204-5号
- 東京支社:〒107-0062 東京都港区南青山3丁目3-3 リビエラ南青山ビル
- 代表取締役:長門 弥
- 設立:2021年11月1日
- 事業内容:ブランディング/Webサイト制作/SNS運用支援/マーケティング支援/AI導入支援
本記事は株式会社ノックデザインの発表をもとに作成。
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