バイエル、アグリノートの可変施肥マップとXAGドローンの連携機能を搭載
バイエル クロップサイエンス株式会社は2026年10月1日、XAG Co., Ltd.が開発・製造する農業用ドローン「P100 Pro」「P60」などに、アグリノート株式会社の「アグリノート衛星リモートセンシングサービス」が提供する可変施肥マップとの連携機能を新たに搭載したと発表した。
本連携により、衛星データに基づく生育状況の可視化からドローンによる可変施肥の実施、営農支援アプリ「アグリノート」での作業記録までを一気通貫でつなぐデジタルワークフローが構築される。施肥作業の省力化や効率化とともに、肥料利用の最適化を支援するとしている。
衛星データによる可変施肥マップを農業用ドローンへ連携
日本の農業では担い手不足や気候変動への対応など複合的な課題解決に向け、デジタル技術や衛星データを活用したスマート農業の社会実装が進んでいる。限られた労働力で広範囲の圃場を管理するため、現地に赴くことなく生育状況を把握できるリモートセンシング技術へのニーズが高まっている。
「アグリノート衛星リモートセンシングサービス」は、衛星画像の解析結果から圃場ごとの生育状況を適時に可視化し、生産者の適期作業・適期収穫の計画立案を支援するサービスである。今回、同サービスで作成した可変施肥マップをXAGの高性能農業用ドローンの対応機種へ連携・活用することで、圃場内の生育状況に応じた施肥を農業用ドローンにおいて実現する。
生育診断から施肥・記録までを一気通貫で管理
今回の機能連携により、衛星データに基づく生育診断からXAGドローンによる可変施肥の実施、営農支援アプリ「アグリノート」での作業記録や結果の振り返りまでが一連の流れで完結する。

連携対応機種は、XAG ONEアプリ対応機種であるP100Pro・P60などとなっている。なお、XAGドローンの詳細情報についてはSoraNaviより確認できる。
提供されているお試し版サービスの概要は以下の通りである。
- サービス名: アグリノート衛星リモートセンシングサービス(お試し版)
- 利用条件: 利用規約に同意の上、「衛星リモートセンシングサービスお試し版」に申し込むことで利用可能。「アグリノート」を無料で利用しているユーザー、有料で利用しているユーザーのいずれも利用可能
- サービス提供期間: 2026年12月31日まで(規定の申込数に達し次第、期間内でも受付を締め切る場合がある)
- 価格: お試し版提供期間中は無料
関連企業およびサービスの概要
営農支援アプリ「アグリノート」は、航空写真をベースにした圃場マップを作成し、農作業や圃場の管理、スタッフ間の情報共有を支援するツールである。パソコンのほか専用アプリを利用してスマートフォンやタブレットからも農作業記録や作物の生育記録の入力・閲覧ができる。利用組織数は2026年8月末時点で35,000組織を超えている。
- アグリノート株式会社(本社:新潟県新潟市、代表取締役社長:渡辺 拓也)
生産者向け営農支援ツール「アグリノート」、自治体・企業・農業協同組合向け営農情報集約ツール「アグリノートマネージャー」、生産者と米卸や実需をつなぐ「アグリノート米市場」などを展開。GHG・生物多様性の可視化やカーボンクレジットの普及促進にも取り組んでいる(https://www.agri-note.jp)。
- バイエル クロップサイエンス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大島 美紀)
ドイツ・バイエル社 クロップサイエンス部門に属し、日本における農業関連事業を展開。農薬や種子の開発に加え、ドローンをはじめとするロボティクスやデジタルソリューションの開発・提供を行っている(www.cropscience.bayer.jp)。
本記事はバイエル クロップサイエンス株式会社の発表をもとに作成。
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