PendoがAIエージェント支援サービスPendo for Agentsを発表
ソフトウェア体験管理プラットフォームを提供するPendo.io Japan株式会社は、あらゆるアプリ内AIエージェントに対応する新サービス「Pendo for Agents」を発表しました。米国本社が現地時間2026年9月22日に発表したもので、ユーザーからの問い合わせ前にリアルタイムのコンテキストで課題解決を図るAIエージェントの運用を支援します。自社開発や外部調達を問わず連携可能で、現在はすでに提供中となっています。
新機能「Agent Toolkit」と既存「Agent Analytics」を統合
Pendo for Agentsは、2つのプロダクトを組み合わせたサービスです。
新機能の「Agent Toolkit」は、ユーザー行動に関するリアルタイムのコンテキストをAIエージェントへ提供し、プロアクティブでパーソナライズされたアプリ内支援を可能にします。もう一方の「Agent Analytics」は、AIエージェントが有効に機能しているかを計測する既存プロダクトです。Agent Analyticsは過去1年間だけでも約500社にわたり4,700万件を超えるAIエージェントとの会話を追跡しており、Pendoが米ビジネス誌Fast Companyの「2026年 最も革新的な企業(Most Innovative Companies)」に選出される背景にもなりました。
投資対効果の不明確さや低品質な応答への対策
Gartnerの予測によると、AIエージェント関連のソフトウェアへの支出は2027年に3,763億ドルに達する見込みです。一方で、同調査機関は同年中にエージェント型AIプロジェクトの40%超がビジネス価値の不明確さとコスト増大を理由に中止されるとも見込んでいます。
Pendoの共同創業者兼CEOであるトッド・オルソン(Todd Olson)氏は、稼働していてもトークンを消費するだけで何も生み出さないAIエージェントを「ゾンビ・エージェント」と表現した上で、可視性とアクションをAIエージェントに広げ、背後にある投資が確かな価値を生み出せるようにする意図を述べています。
外部AIツール連携とTeachableでの先行導入実績
本サービスは、Fin、Decagon、Sierraをはじめとする既存のAIツールや、自社開発のカスタムAIエージェントと連携するよう設計されています。
クリエイター向けオンラインコース・プラットフォームを提供するTeachableでは、2026年半ばにAIサポートエージェント「Fin」とPendo for Agentsを接続しました。Teachableのプロダクトサポート担当アソシエイトディレクターであるキャスリーン・ロス(Kathleen Ross)氏によると、会話の86%が人手を介さずにFinによって解決し、CXスコアは5点満点中4点を維持しているとしています。
部門別の活用ユースケース
Pendo for Agentsには、主に以下の2つのユースケースがあります。
- CX・IT部門向け:構築したAIサポートエージェントがその場で課題を解決できるようになり、エスカレーションを減らして人による対応が必要な顧客に時間を充てられるようになります。
- プロダクト部門向け:顧客がAIエージェントに求めている内容や、発生頻度の高い課題・アカウントを把握し、実際の会話に基づいたロードマップの意思決定を行えます。
Pendo.io Japan株式会社の概要
- 設立:2020年11月1日(日本法人設立)
- 所在地:東京都渋谷区
- 公式ホームページ:https://www.pendo.io/ja-jp/
本記事はPendo.io Japan株式会社の発表をもとに作成されています。なお、市場予測に関する記述はGartnerの公表情報に基づきます。
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