エーピーコミュニケーションズ、Agent-Ready Platform整備支援サービスを提供へ
株式会社エーピーコミュニケーションズは、既存のデータプラットフォームを人とAIエージェントが理解・活用できる状態へと整える「Agent-Ready Platform整備支援サービス」を、2026年10月21日より提供開始すると発表しました。
データウェアハウス(DWH)やレイクハウスの構築が進む一方で活用が一部の人材に限られる課題や、AIエージェントの利用拡大を背景に、安全で意味を理解できるデータ環境の構築を支援します。同社は2030年度末までに50社への提供を目指すとしています。
4つの観点による支援内容
本サービスにおける「Agent-Ready」とは、AIエージェントが適切な権限と安全な経路のもとで、業務上の意味が付与されたデータを利用できる状態を指します。具体的には以下の4つの観点から環境を整備します。
- 整える(意味づけ・ガバナンス):指標定義やテーブルの説明、データの来歴などのメタデータを整備し、人やAIエージェントがデータの意味を理解・利用できる状態へ整えます。
- 守る(セキュリティ・ガバナンス):利用者だけでなくAIエージェントも統制の対象とし、アクセス権限や専用ID、監査ログなどを設計・実装し、セキュリティポリシーに沿って利用できる環境を整えます。
- つなぐ(接続経路の標準化):AIエージェントと外部システムを接続する標準規格であるMCPを用いて、データプラットフォームや業務システムとAIエージェントを安全に接続する経路を設計・構築します。
- 根付かせる(スキル化・評価・定着):分析手順や業務ルールなどを、AIエージェントが繰り返し利用できるスキルやテンプレートとして整備し、精度や利用状況を確認しながら業務への定着と活用範囲の拡大を支援します。
段階的に進める3つのフェーズ
企業の状況に応じた支援は、3つのフェーズに分けて段階的に行われます。
- Phase 1:Agent-Ready 診断
メタデータの充足度、データ・業務システムへの接続性、ガバナンスの成熟度などを評価し、Agent-Ready化に向けたロードマップを提示します。
- Phase 2:基盤整備
診断結果をもとに、メタデータやデータの意味付け、接続経路、ガバナンスなどを企業の環境に合わせて設計・構築します。
- Phase 3:ユースケース実装・継続拡張
業務部門とともに代表的なユースケースを選定・実装し、成果をスキルやテンプレートとして展開しながら、回答精度や利用状況を評価して改善を重ねます。
主要プラットフォームへの対応と実績
本サービスでは、Databricks、Microsoft Fabric、Snowflake、BigQueryなど複数の主要なデータプラットフォームに対応し、既存の環境や投資を生かした設計を行います。また、クラウドやネットワークのセキュリティ対策で培った知見や、データプラットフォーム構築とAIエージェント・MCP設計の双方に精通するエンジニアの体制を生かすとしています。
さらに、自社のデータプラットフォームでもAgent-Ready化とAIエージェントの活用に取り組んでおり、そこで得た知見も診断や環境整備、ユースケース実装に反映する方針です。
株式会社エーピーコミュニケーションズ 概要
- 会社名:株式会社エーピーコミュニケーションズ
- 代表者:代表取締役社長 内田 武志
- 所在地:東京都千代田区鍛冶町2-9-12 神田徳力ビル 3F
- 設立:平成7年11月
- 事業内容:システムインテグレーション事業、技術者派遣事業、研究開発事業、サービス開発事業
- URL:https://www.ap-com.co.jp/
本記事は株式会社エーピーコミュニケーションズの発表をもとに作成しました。
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