DigiKey、開発者向けエッジAIボードCoralboardを独占販売開始
電子部品と自動化関連製品のディストリビューターであるDigiKeyは、開発者向けエッジAIボード「Coralboard™」の独占ディストリビューターとして販売を開始しました。この開発ボードはGrinnが製造を担当し、Google ResearchのCoral NPUテクノロジーとSynaptics Astra®組み込みプロセッサを搭載しています。ラピッドプロトタイピングから製品評価、量産に向けたエッジAI開発の出発点となる実用的なプラットフォームとして提供されます。
Coralboardの特徴と接続機能
Coralboardは、Google ResearchのCoral NPUとSynaptics Astra組み込みプロセッサを組み合わせたエッジAI向けの開発プラットフォームです。搭載されたCoral NPUによりデバイス上でのAIアクセラレーションを高速かつ効率的に処理し、スマートな体験の創出やテスト、展開をサポートします。
本ボードはカメラ、ディスプレイ、オーディオ機器へのシームレスなプラグアンドプレイに対応しています。さらに、Ethernet-over-USBをはじめ、Wi-FiモジュールやBluetoothモジュールのオプション追加など多彩な接続オプションを備えています。
想定用途と対象ユーザー
Coralboardは周囲の環境をセンシングする超低消費電力の常時稼働型アプリケーション向けに設計されており、高速かつ効率的なオンデバイス推論によってバッテリー容量に制約のある機器でも終日AIを使用できるようにします。標準的な用途としては、スマートカメラ、産業用モニタリング、予知保全、音声対応デバイス、バッテリ駆動のエッジAIシステムなどが挙げられます。
想定ユーザーは、次世代のインテリジェントなエッジ製品を開発する組み込み開発者、AIおよび機械学習のエンジニア、システムアーキテクト、製品開発チーム、デバイスメーカーです。共通のエッジAI技術基盤を用いて実環境でのAIワークロード検証を行い、プロトタイプ作成から量産設計へと移行できる仕組みとなっています。
開発・提供に関わった関係各社の見解
DigiKeyのグローバルビジネス開発担当バイスプレジデントであるMike Slater氏は、幅広い製品ラインアップを通じて検証から量産までのエッジAI開発段階をサポートできると述べ、世界中の開発者に本ボードを届けることへの期待を示しました。
Google ResearchのディレクターであるBilly Rutledge氏は、Coralboardにより先進AIのエッジ展開が容易になると説明しています。また、Synapticsのエッジコンピューティング & コネクティビティソリューション担当上級副社長兼ゼネラルマネージャーのVikram Gupta氏は「Coralboardにより、ユーザーやOEMはエッジ向けのAI製品をより迅速に開発し、大規模に展開できるようになります」とコメントしました。
DigiKeyの企業概要
米国ミネソタ州シーフリバーフォールズに本社を置くDigiKeyは、世界中のエンジニアや設計者に向けて製品と設計リソースを提供しています。
- 取り扱いメーカー数: 3,000社以上
- 取り扱い製品点数: 1,740万点以上
- 年間顧客数: 100万を超える法人および個人のお客様
- 米国本社ウェブサイト: https://www.digikey.com
- 日本ウェブサイト: https://www.digikey.jp
本記事はDigiKeyの発表をもとに作成されています。
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