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イーレックス、系統用蓄電池第2号案件の千葉県山武郡蓄電所が商業運転を開始

イーレックス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:本名 均)は、2026年1月9日に公表した系統用蓄電池第2号案件「千葉県山武郡蓄電所」について、2026年10月20日に商業運転を開始した。本蓄電所は2026年4月に商業運転を開始した第1号案件に続くものであり、同社のアグリゲーション事業の拡大と収益機会の創出に寄与するという。

電力系統の安定化と再生可能エネルギー活用を支援

日本では2025年2月に第7次エネルギー基本計画が閣議決定され、再生可能エネルギーの導入拡大に向けた方針が示された。太陽光や風力などの再エネ電源が増加する中、電力需給の調整機能を担う蓄電池やアグリゲーション事業の重要性が高まっている。

イーレックスは小売電気事業やトレーディング事業、発電事業等を通じて培った需給管理や市場分析の知見を活かし、系統用蓄電池の運用や、系統用蓄電池アグリゲーションサービスによる他社所有蓄電池の運用受託などを展開している。千葉県山武郡蓄電所は電力系統に直接接続された系統用蓄電池として、再生可能エネルギーの発電量が多い時間帯に余剰電力を蓄え、需要が高まる時間帯に放電することで電力需給バランスの安定化に貢献する。また、系統周波数の変動時には迅速に充放電を行うことで、電力系統の安定運用にも寄与する。

千葉県山武郡蓄電所の設備概要

千葉県山武郡蓄電所の設備概要は以下の通り。

  • 蓄電所名: 千葉県山武郡蓄電所
  • 所在地: 千葉県山武郡芝山町
  • 定格出力: 1,989.6kW
  • 定格容量: 8,147kWh
  • 電池方式: リチウムイオン電池(LFP)
  • 敷地面積: 1,014㎡
  • 当社の主な役割: 蓄電池の運用・制御(アグリゲーター)

4領域を軸にアグリゲーション事業を展開、2028年までに取扱電源100MW目指す

アグリゲーション事業とは、再生可能エネルギーや蓄電池、需要側リソース等の分散電源を統合的に制御・運用することで、電力の需給バランスを最適化し、その価値を電力市場において創出・提供する事業を指す。

同社は以下の4つの領域を柱としてアグリゲーション事業を展開している。

  • 系統用蓄電池
  • 再エネ併設型蓄電池
  • コーポレートPPA
  • デマンドレスポンス

これらの分散リソースを組み合わせることで需給調整力の提供および電力市場における収益機会の創出を図る方針だ。今後は本蓄電所の運用や他社所有蓄電池の活用支援を含め、4領域を通じてアグリゲーション事業の拡大を進め、事業全体で2028年までに取扱電源100MWを目指すとしている。

本記事はイーレックス株式会社の発表をもとに作成。

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