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済生会川口総合病院がNotta導入 議事録作成時間を大幅削減

社会福祉法人恩賜財団済生会支部埼玉県済生会川口総合病院が、会議音声の記録や要約を行える「Notta」を導入しました。医療情報システム課を中心に活用が進められており、院内の各種会議やプロジェクト会議における議事録作成業務の効率化を図っています。東京都千代田区に本社を置き代表取締役をRyan Zhang氏が務めるNotta株式会社が発表しました。

済生会川口総合病院では、医療従事者の働き方改革と業務生産性の向上をグループ全体の重要課題と位置づけ、DXの推進に取り組んでいます。同院の医療情報システム課は院内基幹システムの運用管理を担うほか、グループ各病院への業務効率化に関する提案なども行っています。

同院では次期電子カルテの更新といった大規模なシステム更新を控え、多数の会議体が立ち上がることが見込まれていました。従来は30分程度の会議であっても、録音を聞き直して文字起こしを行う必要があり、会議時間の3倍程度の作成時間や関係者共有までに1週間ほどを要していました。職員一人ひとりにパソコンが行き渡っていない環境もあり、時間外の記録作成など会議運営に伴う事務負担が課題となっていました。

議事録作成時間が約90分から10分程度に短縮

現在、同院では職員間の対面会議およびWeb会議を対象にNottaを活用しています。患者の個人情報を扱う診療現場での利用は行わず、院内のバックオフィス業務やプロジェクト会議に限定した運用です。

会議の文字起こしと要約を行い、そのまま議事録として関係者に共有する運用により、これまで30分の会議で約90分を要していた作成作業が10分程度に短縮されました。共有までの期間も1週間ほどから会議当日中へと短縮されています。また、会議中にメモを取る必要がなくなり、議論に集中できるようになった点や、Web会議の映像を含めてURLで記録を共有できる点も評価されています。ツールの選定では、文字起こし精度の比較やデータを国内で保管できる点など、セキュリティ要件への適合が決め手となりました。

院内委員会への拡大やグループ全体での効率化を視野に

済生会川口総合病院では、院内に20〜30ある各種委員会やプロジェクトへの利用拡大を検討しているほか、グループ全体での業務効率化や、将来的に文字起こしテキストを電子カルテのネットワーク上で活用することも視野に入れています。同院医療情報システム課の湯田氏は、記録作成の時間を削減して本来の仕事に集中できる時間を病院全体で増やしたいとした上で、全国で約400の施設を有するグループ全体で取り組むことによる大きな効率化への期待を示しています。

概要

社会福祉法人恩賜財団済生会支部埼玉県済生会川口総合病院

  • 所在地:〒332-8558 埼玉県川口市西川口5-11-5
  • 開設:1940年
  • 病床数:400床以上(高度急性期・急性期)
  • ホームページ:https://www.saiseikai.gr.jp/

Notta株式会社

  • 設立:2022年5月25日
  • 所在地:〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1丁目13 J.NODE神保町 4階
  • 代表取締役:Ryan Zhang
  • URL:https://www.notta.ai/company

本記事はNotta株式会社の発表をもとに作成しました。

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