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国際エデュテイメント協会が大阪で探究エデュテイメントEXPOを12月に開催へ

一般社団法人国際エデュテイメント協会は、探究学習をテーマにしたイベント「探究エデュテイメントEXPO」を大阪梅田のグラングリーン大阪で開催します。開催日は2026年12月5日(土)で、時間は10:30〜17:30(開場9:45)を予定しています。学生や教員、教育関係者、企業関係者、一般の人まで、すべてのプログラムに無料で参加できます。

開催の背景

次期学習指導要領の改訂に向けた文部科学省の審議では、自身の実感を伴う興味・関心や問題意識に基づく課題設定が議論されている一方、学校が設定したテーマを重視するグループ探究において個人の興味・関心が十分に考慮されない例も課題として挙げられています(※1)。また、体験や他者との出会い、対話を通じて関心を広げ、素朴な疑問から問いを深めていく学びのあり方も検討されています(※2)。

これまで100校以上の探究学習に携わってきた一般社団法人国際エデュテイメント協会によると、学校現場では生徒自身の興味・関心と探究テーマが十分に結びつかない場面が見られるといいます。個人探究であっても、社会的意義を重視するあまり生徒自身がコントロールできない大きな課題に対して解決策を提示し、その後の行動につながらない事例が多くあるとしています。

同協会は、誰にも求められなくても続けてしまうような、他者に理解されなくてもよいと思える趣味や嗜好といった各人の「偏愛」こそが探究の源泉になりうると捉えています。多種多様な「偏愛」や「自己」を表現できる場を設けることで、探究について考える機会をつくるため、本イベントが企画されました。

多彩なプログラムと展示内容

会場では、生徒の発表、教員の実践報告、企業や探究パートナーによる展示が同じ空間で展開されます。世代や立場の異なる人々が出会い、学びの次の一歩が生まれる場を目指します。主なコンテンツは以下の通りです。

  • シンポジウム:多様な実践者の視点から、探究の可能性と課題、これからの学びについて考える基調講演などを実施します。
  • 探究実践報告:探究を牽引する教員が、授業や活動の工夫、生徒との関わり、試行錯誤から得た発見を紹介します。
  • 偏愛ピッチ:10名の高校生が4分間で自らの偏愛について語り、夢中になった理由や試してきたこと、そこから生まれた問いを届けます。
  • 生徒ポスターセッション:生徒の問いや発見をポスターで紹介し、来場者との対話を通じて探究の過程を共有します。
  • アート・ZINE・コレクション:作品や自主制作冊子、コレクションとともに、その背景にある思いやこだわりを紹介します。
  • 企業・探究パートナー展示:企業の知識や経験と、学校・参加者の関心をつなぎ、探究の可能性を広げます。
  • お笑い・表現ステージ:表現を楽しみながら、その着想や工夫、夢中になった理由に触れます。
  • 探究ワークショップ:手を動かし、対話する体験を通して、探究の面白さや新たな問いに出会う場を提供します。

各プログラムは予定となっており、登壇者や実施内容、対象、時間、予約の要否は公式サイトで順次案内されます。また、企業や団体の出展募集も行われています。

登壇者とセッション内容(10月20日時点)

イベントには、教育行政や学校現場、STEAM教育などの分野から多様な専門家が登壇します。

基調講演には、文部科学省 初等中等教育局 教育課程課 教育課程企画室長の栗山 和大 氏が登壇し、「『好き』を育み、『得意』を伸ばす次期学習指導要領に向けて」をテーマに講演します。また、音楽家・数学者・STEAM 教育者で(株)steAm 代表取締役、(一社)steAm BAND代表理事の中島 さち子 氏による基調講演も調整されています。

パネルディスカッション「データサイエンスと探究のゆくえ」では、聖徳学園中学・高等学校 校長補佐/データサイエンス部長のドゥラゴ 英理花 氏と、早稲田大阪高等学校 教諭の米田 謙三 氏らが登壇します(他、1名調整中)。

各セッションの登壇者とテーマは以下の通りです。

  • 「探究を推進する組織の作り方」:立命館宇治中学校・高等学校の酒井 淳平 氏
  • 「国際バカロレア(IB)の知の理論(TOK)の実践と葛藤」:近畿大学附属高等学校 教育改革推進室/IB DP TOK coordinatorの乾 武司 氏
  • 「人こそ最大の環境 ~教員としての在り方を考える~」:Nordic Educations代表/大阪教育大学非常勤講師/関西日本・フィンランド協会理事の徳留 宏紀 氏
  • 「Project-Based Learning(PBL)の作り方」:星の杜中学校・高等学校 インストラクショナルコーチ/副教頭の筒井 美帆 氏、同校 探究科主任・探究課リーダー/Google for Education認定トレーナーの原田 有 氏
  • 「アントレプレナーシップ教育と地域連携のススメ」:株式会社ヴィリング代表取締役・創業者/神山まるごと高専 准教授の中村 一彰 氏、神山まるごと高専 数学・テクノロジー、富士通SP担当の山本 周 氏
  • 「教員が『つくる人』になる時代のSTEAM探究」:土佐塾中学・高等学校 総合学習主任の野崎 浩平 氏

調整中の登壇者は確定次第、順次公開される予定です。

  • イベント名:探究エデュテイメントEXPO
  • 開催日時:2026年12月5日(土)10:30〜17:30
  • 会場:グラングリーン大阪 JAM BASE使用会場6階:6-1&6-2、6-4&6-5/5階:5-1
  • 所在地:〒530-0011 大阪市北区大深町6番38号 グラングリーン大阪 北館(JR「大阪駅」から徒歩約7分)
  • テーマ:偏愛と自己表現
  • 参加費:全プログラム無料
  • 対象:探究に関心のある学生、先生・教育関係者、企業関係者、一般の方
  • 主催:一般社団法人国際エデュテイメント協会(代表理事:森 俊介、本社:東京都千代田区)
  • 特別協力:一般社団法人サードステージ
  • 申し込みフォーム:https://forms.iueo.or.jp/tankyuedutainmentexpo
  • 公式サイト:https://edutainmentexpo.iueo.or.jp/
  • 偏愛ピッチ詳細・応募案内:https://henaipitch.iueo.or.jp/
  • 生徒ポスターセッション詳細:https://edutainmentexpo.iueo.or.jp/postersession/
  • 出展に関するお問い合わせURL:https://info.iueo.or.jp/contact
  • お問い合わせ先:一般社団法人国際エデュテイメント協会(メール:expo_support@iueo.or.jp、電話:03-7811-1547)

本記事は一般社団法人国際エデュテイメント協会の発表をもとに作成しています。

出典・調査注記: ※1:文部科学省「生活、総合的な学習・探究の時間ワーキンググループ(第6回)議事録(https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/115/gijiroku/1381878_00008.htm) ※2:文部科学省「生活、総合的な学習・探究の時間ワーキンググループ(第3回)議事録(https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/115/gijiroku/1381878_00003.htm) ※3:「高校生の進路選択に関する調査2026」リクルート進学総研調べ(https://souken.shingakunet.com/research/pdf/2026_tankyu.pdf)

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