ギークプラス、ミスミ西日本流通センターにPopPickを導入東西計149台に
株式会社ギークプラスは、株式会社ミスミが兵庫県川西市に竣工した西日本流通センターにおいて、GTPソリューション「PopPick」のロボット設置を完了しました。東日本流通センターに続く導入となり、東西2拠点の合計はロボット149台、ステーション15台、棚801台の規模となります。機械部品や工具・消耗品など幅広い商品を取り扱うミスミの物流現場で培った自動化設備の運用ノウハウを、複数拠点へ横展開する取り組みです。

施設面積を7.5倍に拡張し複数拠点へ自動化を横展開
物流現場で人手不足を背景とした体制づくりが課題となるなか、ミスミは「確実短納期」を将来にわたって維持するため、西日本流通センターを兵庫県三田市から川西市へ移転し、施設面積を従来比7.5倍に拡張しました。国内の供給体制を強化するとともに、商品構成や出荷量の変化に対応できる物流基盤の整備を進めています。
同社の現場では形状や大きさの異なる多種多様な商品を取り扱っており、自動化による生産性向上と安定した出荷継続の両立を目指しています。「PopPick」は多様な商品を共通のコンテナに収めて搬送でき、事業の成長や現場の変化に応じた拡張に対応できる点が評価され、東日本流通センターに採用されていました。
先行拠点のノウハウを活用し身体的負担軽減や教育時間短縮へ
先行導入された東日本流通センターでは、PopPickの導入により生産性が従来比約2倍、保管効率が従来比2倍に向上しました。同センターではロボットが棚を搬送し、ステーションが必要なコンテナを供給することで作業者が定位置でピッキングを行う運用を構築し、倉庫内の歩行削減と身体的負担の軽減につなげています。


また、作業手順の標準化によってOJTにかかる教育時間を短縮しており、今回の西日本流通センターでも先行拠点で培った作業手順や教育ノウハウを活用します。日々の運用で把握した課題をもとにミスミが進める作業方法の改善に対し、ギークプラスが技術検証を行って支援しており、東日本流通センターでの改善内容が西日本流通センターへの展開にも反映されています。
今後の展望と両社コメント
ミスミは今後、PopPickを活用したピッキングに加え、入荷や棚卸し工程の磨きこみを行い、前後工程へと自動化範囲を継続的に拡大して倉庫全体のさらなる効率化を推進するとしています。
株式会社ミスミ Digital Operation Excellenceプラットフォーム・ハブ 執行役員の畑農恒介氏は、東日本流通センターで標準化と磨きこみを進めてきた運用を西日本物流センターに横展開し、中日本流通センターを含む国内3拠点の物流オペレーション全体の最適化につなげていく方針を示しています。
株式会社ギークプラス 執行役員の嶋田由香里氏は、「今回の拠点展開でも、ミスミ様の運用方針を踏まえたロボットの導入支援と技術検証を通じて、『確実短納期』を支えてまいります」とコメントしています。
GTPソリューション「PopPick」の概要
「PopPick」は、防火シャッター直下まで対応する最大3.8メートルの高密度設計により、一般的な中軽量棚と比較して約2倍の保管効率を実現するGTP(Goods-to-Person:商品が作業者の所まで搬送され定点作業が可能なソリューション)ソリューションです。対象コンテナが作業員の手元まで自動搬送される仕組みとなっています。
株式会社ギークプラス 会社概要
- 会社名:株式会社ギークプラス
- 所在地:東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号恵比寿ガーデンプレイスタワー26F
- 代表者:代表取締役CEO 加藤大和
- 事業内容:自動搬送ロボットの販売・導入・保守サービス、物流関連のシステムソリューション提供
- ウェブサイト:https://www.geekplus.jp/?lan=JP
本記事は株式会社ギークプラスの発表をもとに作成されています。
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