オリバーの医療用カートAirMo平行リンク式が2026年度グッドデザイン賞を受賞
株式会社オリバーが開発した医療用カート「AirMo(エアモ)」平行リンク式が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する2026年度グッドデザイン賞を受賞した。同製品は、看護師が患者のそばに常駐する「セル看護提供方式®」の実践を支える医療カートとして設計されている。作業姿勢や業務動線に配慮した機能を備え、看護業務の身体的負担軽減や業務効率化への貢献を目指している。
座位作業と効率化を支える独自機構
AirMo(平行リンク式)は、片手で着脱できコンパクトに収納可能な専用スツールを搭載しており、病室や廊下など場所を選ばず座って作業ができる環境を実現している。




天板には独自の平行リンク機構を採用し、斜めに昇降することで立位と座位のどちらでも作業しやすい位置に調整が可能となっている。手の届きやすい位置に大容量トレーを配置しつつ膝元の空間も確保し、物品の出し入れのしやすさと作業姿勢の両立を図った。さらに、PCの配線を支柱内部に収納・保護して断線リスクを低減したほか、清拭性に優れた形状のトレーを採用するなど衛生面にも配慮している。


※「セル看護提供方式®」は株式会社麻生 飯塚病院様の登録商標です。
審査委員による評価

グッドデザイン賞の審査委員は、「患者に寄り添う質の高いケア」という目標のもとで条件を抽出し、「座れる大容量カート」に結実させた発想力と実現力を評価した。移動の多さと立ち続けることによる身体的負担という課題を一つの道具で解決した点や、テーブルの高さ調整およびスツールの着脱など細部まで練られた工夫を挙げ、看護師の働き方そのものをハードウェアから変えていく提案として高く評価したとしている。
グッドデザイン賞は1957年に創設された総合的なデザイン評価・推奨の仕組みで、受賞のシンボルには「Gマーク」が用いられている。2026年度は第70回の節目となる。
製品情報と会社概要
株式会社オリバーは、代表取締役社長CEOを大川和昌が務め、オフィスや医療・福祉施設などの空間に向けて企画から施工までを一貫して担う「総合インテリアソリューション事業」を展開している。
本件に関する製品情報および会社概要は以下の通り。
- 製品名:AirMo(平行リンク式)
- 製品カテゴリ:医療カート・ナーステーブル
- 受賞年度:2026年度グッドデザイン賞
- AirMo製品紹介ページ:https://www.oliverinc.co.jp/products/airmo/
- 2026年度グッドデザイン賞受賞ページ:https://www.g-mark.org/gallery/winners/35778
- 会社名:株式会社オリバー
- 代表者:大川 和昌
- 創業:1967年8月
- 所在地:東京本社 東京都中央区日本橋室町1-7-1 スルガビル9F / 岡崎本社 愛知県岡崎市薮田1-1-12
- 事業内容:総合インテリアソリューション事業
- コーポレートサイト:https://www.oliverinc.co.jp/
本記事は株式会社オリバーの発表をもとに作成。
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