SHINING 3DがFreeScan Combo+ Wirelessを発表
SHINING 3Dは、Comboシリーズの最新モデルとなる「FreeScan Combo+ Wireless」を発表した。同製品はFreeScan Comboシリーズの性能を継承しながらワイヤレス化を実現しており、スキャン時の自由度を高めて快適な操作を可能にする。さまざまな検査作業に柔軟に対応し、効率的なスキャンをサポートするとしている。
Wi-Fi 7対応とバッテリー駆動でワイヤレス化を実現
FreeScan Combo+ Wirelessは、次世代のWi-Fi 7に対応したワイヤレス通信を特長としている。高速かつ安定したデータ通信により、工場内の複雑な環境や屋外といった現場でもスムーズなスキャンを可能にする。

本体には大容量の充電式バッテリーを搭載し、1回の充電で最大2時間の連続スキャンが行える。大型の自動車部品から産業機械、鋳造部品まで複雑な形状の部品に対応し、ケーブルにとらわれない検査環境を提供する。
独自技術のビデオフォトグラメトリーを内蔵

大型部品や高精度な検査に向けて、SHINING 3D独自の特許技術であるビデオフォトグラメトリー(VPG)テクノロジーを内蔵している。スケールバーを使用したフォトグラメトリーにより、大型部品でも全体の形状を効率よく捉え、スキャン前に高い体積精度を確保できる。
その後レーザースキャンへ切り替えることで、広い範囲での精度と詳細な表面データの両方が求められる検査に対応する。

レーザースキャン機能では、高速スキャンモードに93本のレーザーラインを搭載し、1回のスキャンで多くの表面データを取得できる。詳細なデータが必要な場面に向けては、詳細スキャンモードに25本の平行レーザーラインを採用している。

スキャンフレームレートは最大180 FPSに達し、3Dデータの高速取得を可能にする。広い面積のスキャンや複雑な形状の部品、高頻度の測定を行う検査現場での作業効率向上につながるとしている。
AI認識と検査ソフトウェアの連携

スキャンソフトウェアにはAI認識機能を搭載し、スキャン中に穴を自動認識する。スキャン完了後はワンクリックで検査ソフトウェアに切り替えられ、3Dカラーマップによる比較、GD&T解析、板金検査などに対応する。
データ取得から専門的な検査・解析までを一連の流れで行える設計により、作業工程をシンプルにする。
主な特徴と発表元について
FreeScan Combo+ Wirelessの主な特徴は以下の通り。
- 次世代Wi-Fi 7
- ビデオフォトグラメトリー(VPG)を内蔵
- 高速・高性能
- ISO 10360に基づく精度検証
発表元のSHINING 3Dは2004年に設立され、高精度3Dスキャナーの研究開発や製造を行っている。ドイツ、米国、日本、スペイン、中国に拠点を構え、100か国以上の顧客に製品とサポートを提供している。
本記事はSHINING 3Dの発表をもとに作成。
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