JX金属のグループ会社と佐川急便を擁するSGホールディングスとの資本業務提携について
リネットジャパン、JX金属CSおよびSGホールディングスと資本業務提携へ
CATEGORY: ビジネス
愛知県名古屋市に本社を置くリネットジャパングループ株式会社は、JX金属サーキュラーソリューションズ株式会社およびSGホールディングス株式会社を割当先とする第三者割当増資を実施し、資本業務提携を締結することを発表しました。
本提携により、国が推進する循環経済(サーキュラーエコノミー)の実現や資源の安定確保を通じた経済安全保障への貢献を目指します。使用済の小型家電・パソコン・スマートフォン・リチウムイオン電池(LiB)内蔵製品等を企業や家庭から回収し、再資源化・素材化につなげる回収プラットフォームを共同で構築する計画です。
提携の背景と目的
日本政府は循環経済への移行を国家戦略と位置付け、循環経済関連ビジネスの市場規模を2030年までに80兆円以上とする目標を掲げています。また、製造業や小売業などの動脈産業と、リサイクルを担う静脈産業が連携する動静脈連携を進め、製造業が求める品質や量の再生材を供給できるよう資源循環の高度化が図られるなど、使用済製品の回収や再資源化の重要性は高まりを見せています。
循環経済の推進には技術向上に加え、全国から使用済み製品を確実に集める回収の仕組みが求められます。リネットジャパングループは2014年7月から、小型家電リサイクル法に基づく認定事業者として佐川急便株式会社と連携した宅配便回収サービスを展開してきました。現在では全国770以上の自治体との連携協定に加え、メーカーや販売事業者、EC事業者等との連携を通じて使用済パソコンの回収基盤を構築しています。今回の提携では各社の強みを結集し、回収量、対象品目、利用者、回収チャネルを拡大するとともに、回収資源を確実に再資源化・素材化へつなげる回収プラットフォームの共同構築を図ります。
提携における各社の役割
プラットフォームの構築に向けて、3社はそれぞれの事業領域に応じた役割を担います。
リネットジャパングループは「回収ポータル」として、宅配回収の仕組みや自治体ネットワーク、事業者との連携基盤、マーケティングおよびシステム基盤を活用し、プラットフォームの企画・構築・運営と回収量の拡大を担当します。
JX金属サーキュラーソリューションズは、JX金属グループが有する分析、製錬、精製および素材化などの技術や設備、知見を生かし、回収された使用済み製品の高度な再資源化を推進します。
SGホールディングスは、全国規模の物流ネットワークと営業基盤、これまでリネットジャパングループと佐川急便が培ってきた宅配便リサイクルのノウハウを用い、回収プラットフォームにおける静脈物流の構築と高度化を進めます。
関係各社のコメント
リネットジャパングループ代表取締役社長の黒田武志氏は、今回の連携により「回収から再資源化まで」を一気通貫でつなぐプラットフォームを構築し、環境価値と事業成長の両立を目指していく旨を示しました。
JX金属サーキュラーソリューションズ代表取締役社長の戸上一郎氏は、同社とJX金属グループの強みを生かして国内での資源循環のさらなる拡大を目指すと述べています。
SGホールディングス取締役の笹森公彰氏(佐川急便株式会社 代表取締役社長)は、安全で効率的な静脈物流を推進し、国内資源循環の拡大と資源の安定確保、経済安全保障の強化に貢献していく考えを示しました。
提携各社の概要
本提携に関わる各社の情報は以下の通りです。
リネットジャパングループ株式会社
- 所在地:名古屋市中村区平池町4-60-12 グローバルゲート26階
- 代表者名:代表取締役社長 黒田武志
- 設立:2000年7月27日
- 資本金:12億5,053万円(2025年9月30日現在)
- URL:https://corp.renet.jp/
JX金属サーキュラーソリューションズ株式会社
- 所在地:東京都港区虎ノ門二丁目10番4号
- 代表者:戸上 一郎
- 設立:2024年7月
- 資本金:100百万円
- 事業内容:廃家電・廃電子機器・LiB等の資源循環
SGホールディングス株式会社
- 所在地:京都府京都市南区上鳥羽角田町68番地
- 代表者:松本 秀一
- 設立:2006年3月
- 資本金:11,882百万円
- 事業内容:デリバリー・ロジスティクス・グローバル物流・不動産・トータルサポート
本記事はリネットジャパングループ株式会社の発表をもとに作成されています。
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