ビーキャップ、一宮西病院の約1,100名の医療従事者を対象に、病院向け屋内位置情報サービス「Beacapp Here Hospital」を本格導入
一宮西病院がBeacapp Here Hospital導入 医療従事者約1,100名対象
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株式会社ビーキャップは、社会医療法人杏嶺会 一宮西病院において、医療現場の働き方改革における業務改善を目的として、病院向け屋内位置情報サービス「Beacapp Here Hospital」を導入したと発表しました。対象となるのは院内の医療従事者約1,100名です。
院内に設置したビーコンと、職員が業務時間中に携行するスマートフォンを活用して院内での位置情報を取得・蓄積します。蓄積データの分析を通じて業務実態を可視化し、客観的なデータに基づいた業務改善と医療DXの推進を目指します。
医師の働き方改革と導入の背景
医療現場では、2024年4月から医師への時間外・休日労働の上限規制が適用されるなど、働き方改革が進められています。厚生労働省の「ICT機器を活用した勤務環境改善の推進に向けたモデル医療機関調査支援事業」でも、ICT機器を活用した業務効率化による勤務環境改善が重要とされています。
愛知県一宮市にある一宮西病院では、職員の所在や移動、各エリアでの滞在状況といった業務実態を客観的に把握し、業務フローや人員配置などの改善を検討するためのデータが求められていました。同院は2024年から院内での位置情報活用を検討しトライアル導入を実施した経緯があり、ソフトバンク株式会社と進めていたスマートフォン活用のDXの取り組みに合わせて再度検証を行いました。

2025年11月から12月には、一宮西病院、ソフトバンク株式会社、株式会社ビーキャップの3者により、医師・看護師・事務職員の計50名、院内約200エリアを対象とした実証実験が実施されました。その結果、医師のフロア別滞在時間や移動状況、看護師の病室やスタッフステーション等での滞在割合の可視化、主要エリアでの定量データの再現性が確認されたことから、本格導入に至りました。
同院では、業務端末のスマートフォンにMicrosoft 365などの業務アプリとともに「Beacapp Here Hospital」を導入します。マップ上での所在確認に加え、位置情報の自動蓄積とダッシュボード分析により、主に以下の業務改善を図るとしています。

- スタッフ探索にかかる移動・連絡コストの削減
- 手術中や外来対応中の医師への不要な連絡を控えることによる業務中断の防止とコミュニケーション最適化
- 蓄積された滞在状況や動線データの分析による、人員の最適配置や動線の見直し
システムはGPSを使用せず、院内に設置したビーコンの電波(BLE)を受信する仕組みを採用しています。データの取得はビーコン設置エリアに限定され、院外の位置情報は記録されません。また、トイレなどプライバシー保護が必要なエリアにはビーコンを設置しない運用としています。
社会医療法人杏嶺会 一宮西病院の病院管理部 副部長である永田氏は、無駄な行き来や連絡のロスが減り本来の時間を増やせる環境が整いつつあるとした上で、「今後は蓄積データを活用しながら、より働きやすい環境づくりと業務効率化を段階的に進めてまいります」とコメントしています。
株式会社ビーキャップの概要
株式会社ビーキャップは、東京商工リサーチ調べで「オフィス向けリアルタイム位置情報サービス部門累計導入社数、導入数、ユーザー数」第1位(2026年1月末時点)の実績を持つ「Beacapp Here」などを提供しています。
- 所在地:東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー19階
- 設立:2018年12月13日
- 代表者:代表取締役社長 岡村 正太
- 資本金:990万円
- URL:https://jp.beacapp-here.com/corporate/
本記事は株式会社ビーキャップの発表をもとに作成しています。
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