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地域ブランド調査2026、東北トップは全国11位の宮城県 各県の結果を発表

「地域ブランド調査2026」における都道府県魅力度ランキングの結果が発表され、東北各県の順位が明らかになりました。東北地方で最も高い評価を受けたのは宮城県で、全国11位を記録しています。青森県が18位、秋田県が23位、福島県が28位、岩手県が31位、山形県が33位と続き、各県で観光資源やイベントなどを背景とした特徴的な結果がみられます。

宮城県が過去最高タイの11位、青森県は祭りの認知度で全国1位

宮城県の魅力度は前年より4つ上昇して全国11位となり、2023年と並ぶ過去最高タイの順位を記録しました。5年連続で東北1位を維持しています。要因として観光面での評価向上が挙げられ、観光意欲度は前年23位から15位に上昇しました。岩沼市にある金蛇水神社で外国人観光客が9.3倍に達したことや、気仙沼大島の山頂に開業した「亀山テラス360」および接続するモノレールの整備などが新たな観光要素として挙げられています。

東北2位となった青森県は、前年から3つ順位を上げて18位となり、魅力度の点数も上昇しました。「地域固有の祭りやイベント等」の認知度は30.7%で全国1位を記録しています。青森市の立体的な人形型で掛け声が「ラッセーラー」の「青森ねぶた」や、弘前市の兵目的な扇型で「ヤーヤドー」の掛け声をもつ「弘前ねぷた」が知られています。青森ねぶた祭りではARを活用した解説動画の導入や、ねぶた屋台村の設置が行われています。

食材とイベントが好評価の秋田県、大型キャンペーンが奏功した福島県

秋田県は魅力度ランキングで前年より順位を1つ上げて23位となりました。「魅力的な伝統芸能、祭り、イベントがある」が全国3位、「地元産の食材が豊富」が全国4位と高い評価を得ています。2026年8月29日に秋田県大仙市の雄物川河畔で開催された「大曲の花火」第98回全国花火競技大会では、10万人を超える観客の前で約1万8000発の花火が打ち上げられました。映画「グラディエーター」の曲に合わせた花火「栄光への讃歌」では、約5分間に2500発が打ち上げられました。

福島県は魅力度が5つ上昇して28位となり、2024年から2年連続で順位を上げました。観光意欲度も前年の43位から34位へ上昇しています。4月から6月にかけて「しあわせの風ふくしま」をキャッチフレーズにした大型観光キャンペーンが展開され、特別列車「あいづSATONO」や只見線の「只見線レトロ満喫号」の運行、500を超える特別企画やコラボイベントが実施されました。「行楽・観光のために訪れた」と答えた人の割合は24.3%となり、前年の21.2%から増加しています。

岩手県の魅力度は前年と同順位の31位でした。メジャーリーグで活動する大谷翔平、菊池雄星、佐々木朗希の3選手がスポーツのイメージを高めています。大谷選手の出身地である花巻市は全1000市区町村中で「プロスポーツのチームや選手の認知度」が1位となったほか、釜石市はラグビーの日本製鉄釜石シーウェイブスの活躍などにより「アマチュアスポーツのチームや選手の認知度」で全国1位となっています。

山形県は魅力度順位を7つ下げて33位となり、2024年と同じ順位となりました。前年に山寺や銀山温泉への人気から急上昇した反動とみられています。一方で、米国『ナショナル ジオグラフィック』が発表した「2026年に行くべき世界の旅行先25選」において日本国内で唯一選出されました。混雑を避けて通年で伝統やアウトドア体験ができる点などが評価されたとしています。

「地域ブランド調査2026」は、国内1,000市区町村および47都道府県の計1,047地域を対象に、全国の消費者が各地域のブランド力を評価する調査です。2006年から毎年実施されており、今回で21回目(都道府県については2009年から開始し18回目)となります。

  • 調査方法:インターネット調査
  • 回答者:年齢20代~70代の消費者を男女別、各年代別、地域別にほぼ同数ずつ回収(日本の縮図になるように、年齢や地域人口の分布にあわせて再集計)
  • 有効回収数:31,666人(1人の回答者は市区町村の調査票の場合20、都道府県は12の地域について回答。1地域の平均回答者数は市区町村は平均558人、都道府県は平均949人)
  • 調査対象:全国1,000市区町村(全792市+東京23区+185町村)と47都道府県
  • 調査時期:2026年6月23日~7月17日

本記事は株式会社ブランド総合研究所の発表をもとに作成しました。

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