ニッポンモンダイが実演販売の調査結果を発表 接客を通じた購入心理を分析
物語的シンクタンクのニッポンモンダイは、商業施設や小売店における実演販売に関するアンケートを実施し、その結果を公表しました。
デジタル化やAI技術が進展する中、店舗での偶発的な出会いや対話を通じたヒューマンタッチポイント(顧客と企業・ブランドが接するタイミングや場所における人が介在する接点のこと)の重要性について分析を行っています。
調査結果からは、販売員との接点が生み出す心理的変化や店舗の価値に対する影響が示されました。
接客前の関心度と商品との偶発的な出会い
調査において、販売員と接する前の商品に対する状態を尋ねたところ、「知っていたが購入したいと思っていなかった」「知らなかった」などを合わせると、約6割が商品に対して強い興味を抱いていない状態でした。


また、過去1年間に店頭で販売・案内を見かけた人は約半数にのぼっています。販売員の声かけや実演といった偶発的な出会いが、消費者と商品の接点となっている実態がうかがえます。

購買における情報収集と対話による確かめ
販売員と接したことによる心境の変化を分析したところ、商品への関心が高まるだけでなく、商品を自分事として捉えるようになる傾向が見られました。
AIやネット検索が事前に情報を調べるための手段であるのに対し、人との対話は自分にとって本当に価値があるのかを確かめるプロセスとして機能しており、購買における物理的な情報量と心理的な納得感の要因は必ずしも一致しないことが示されています。
さらに、販売員がいなければその商品を試したり詳しく知ろうとしたりしなかったと考える人は38.8%にのぼりました。人が介在することで、商品体験の後押しや出会いそのものが生まれている状況が示されています。
調査の概要
- 調査名:実演販売に関するアンケート
- 調査対象:全国の20 ~ 69歳の男女600名
- 調査方法:インターネット調査(Freeasy)
- 調査時期:2026年9月25日
- 調査主体:ニッポンモンダイ(企画・運営:株式会社ワールドエッグス、公式サイト:https://nippon-mondai.jp/ )
本記事はニッポンモンダイ(ニッポンモンダイ調べ)の発表をもとに作成しました。

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