アジアクエストとリコー、AIエージェントと基幹システム連携の実証実験を開始
アジアクエスト株式会社と株式会社リコーは、「AIエージェントと企業の基幹システムの連携に関する実証実験」を開始した。アジアクエストのAIアクセス基盤「GAIA Governed AI Access」(以下「GAIA」)と、リコーが社内運用するAIプラットフォーム、自己改善型AIエージェントを連携させ、アクセス制御やガバナンスを備えたAI利用環境の検証を行う。企業がAIを“同僚”として安心して業務を任せられる環境作りを目指す。
3つの要素を接続し段階的に検証

実証実験では、まず3つの要素を接続して両社のシステムが連携して動作することを確認する。続いて連携を前提とした具体的な活用シーンを探索し、特定の業務分野の基幹システムと接続して業務特化型のAIエージェントを動作させ、業務への適用性と有効性を検証する計画だ。
各要素において、アジアクエストが独自開発・提供する「GAIA」は、AIエージェントのアクセス状況を一元的に監視・権限管理し、業務範囲外の操作や情報漏洩を防ぐ役割を果たす。
自己改善型AIエージェントは、Nous Research社が公開するオープンソース「Hermes Agent」をもとにリコーが導入・カスタマイズを担当する。対話を通じて必要な作業手順を判断しながらOS操作やファイル処理などのタスクを自律的に実行し、作業手順を「スキル」として蓄積・再利用する仕組みを持つ。リコーのAIプラットフォームは認証やLLMの利用管理を担い、両者の連携基盤として機能する。
基幹システム連携とデータガバナンスの課題解決へ
一般的な生成AIサービスでは、企業ごとの業務知識や社内ルールの理解、利用者の役割に合わせた支援が難しい側面がある。また、顧客情報などの重要データが蓄積される基幹システムとの連携が限定的であることや、アクセス管理・操作履歴の管理といったガバナンスの遅れが全社展開をためらう要因となっている。両社はこうした課題に対応し、安全かつ統制の効いたAIエージェント環境の実現を図る。
得られた知見はより多くの業務への適用検討に活かされるほか、アジアクエストはAI活用のガバナンス整備に課題を持つ企業向け支援サービスとして体系化し提供していく予定だ。
会社概要
アジアクエスト株式会社
- 所在地:〒112-0004 東京都文京区後楽2丁目6−1 住友不動産飯田橋ファーストタワー 27F
- 代表者:代表取締役会長CEO 桃井 純
- 上場市場:東京証券取引所 グロース市場(証券コード 4261)
- URL:https://www.asia-quest.jp/

株式会社リコー
- 事業内容:複合機などの事務機器、ITサービス、印刷ソリューション、産業システムの提供
- URL:https://jp.ricoh.com/
本記事はアジアクエスト株式会社の発表をもとに作成されています。
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