FlashLabsがFlashAIに新機能Squads提供 AI同士で通話引き継ぎ
AI音声エージェントプラットフォーム「FlashAI」を開発・提供するFlashLabs株式会社は、複数の専門アシスタントが1つのチームとして連携し、通話中に担当を自動で引き継ぐ新機能「Squads」の提供を開始しました。1つの電話番号に受付や営業、サポート、予約など異なる役割のAIアシスタントを配置でき、用件に応じた自動交代により一連の電話対応を自動化します。通話中にAIアシスタント同士が自動で引き継ぎ合う機能の提供は、国内の主要AI音声エージェントサービスの公開情報に基づく同社調べ(2026年10月18日時点)において国内初としています。
開発の背景と目的
企業の電話業務は受付やカスタマーサポート、営業、予約受付など多岐にわたります。従来の一般的な音声AIでは、1つのアシスタントがすべての業務を1人で担う構成が基本となっていました。そのため、業務が複雑化するにつれて1つのアシスタントに対するルールの設定が複雑になり、対応品質を維持することが難しくなる課題が存在していました。
Squadsは「1体のAIですべて対応する」構造を改め、役割ごとに専門化したAIアシスタントを組み合わせてAI同士が引き継ぎを行うことで、人間の組織と同じようにチームとして電話業務を自動化する仕組みとして開発されました。
Squadsでは、最初に応答するアシスタントが通話内容を確認し、製品や料金の問い合わせは営業担当アシスタントへ、技術的な内容はサポート担当へ、予約の希望は予約担当へと自動的に通話を引き継ぎます。担当AIが途中で切り替わっても会話内容は引き継がれるため、相手は同じ担当者と話し続けているように感じられる仕組みとなっています。
主な機能として、画面上でアシスタントや引き継ぎ先を接続してワークフローを構築できる「ビジュアルなSquad Builder」を備えています。また、各アシスタントに引き継ぎツールを設定して複数ルーティングを組める機能や、チーム全体の設定と変数を個別設定と分離して管理する機能を搭載しています。さらに、公開前にマルチアシスタントの通話全体をテストし、引き継ぎのタイミングや文字起こしを確認できる「Talk」も提供されます。
対応範囲と想定ユースケース
新機能は、インバウンド(着信)とアウトバウンド(発信)の双方に対応しています。発信キャンペーンへのSquad接続により1回の通話で複数の専門アシスタントを使い分けられるほか、電話番号へ直接接続して着信直後からワークフローを適用することも可能です。Squadで処理した通話も、従来通り通話ログでの再生や文字起こし、分析が行えます。
想定されるユースケースとしては、AI受付や企業内交換機、複数部門にまたがるカスタマーサービス、営業資格の確認から営業担当への引き継ぎ、サポートから技術サポートへの連携、問い合わせから予約受付への移行、製品別・言語別・地域別の専門アシスタント配置などが挙げられています。
FlashLabs株式会社 概要
東京都千代田区に本社を置くFlashLabs株式会社(代表取締役: 細井洋一)は、2023年7月に設立された企業です。AI応用研究所としてHuman-AI Hybridで営業・CXの自動化・自律化を手がけ、OSS音声モデルChromaの開発元でもあります。同社はAI音声エージェントの導入・運用を支援する機能を今後も継続的に提供し、企業の電話業務の自動化を推進していく方針です。
- 本社所在地: 東京都千代田区一番町10番8号
- 代表取締役: 細井洋一
- 設立: 2023年7月
- URL: https://www.flashlabs.ai/
本記事はFlashLabs株式会社の発表をもとに作成されました。なお、記載内容は2026年10月18日時点のものであり、仕様は予告なく変更される場合があります。また、音声AIエージェントを構築するプラットフォームそのものは他社が先行して提供・発表しています。
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