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関西学院大学金菱ゼミ 震災三十年限界説を問い直すシンポジウムを10月開催へ

関西学院大学社会学部の金菱清教授ゼミは、2026年10月25日にシンポジウム『阪神・淡路大震災「三十年限界説」を問い直す』を開催します。阪神・淡路大震災から31年が経過し震災を知らない世代が多数となるなか、神戸の地で進む継承の試みを取材した書籍の刊行を記念して企画されました。会場では学生によるフィールドワーク報告のほか、専門家らを交えたオープンディスカッションが予定されています。

書籍刊行を記念した記憶継承の議論

災害・環境社会学を専門とする金菱清教授のゼミでは、死や災害、地域の環境などの非日常とともに生きていくための思考法をフィールドワークにもとづいて研究しています。ゼミの「震災の記録プロジェクト」による取材成果として、書籍『阪神・淡路大震災「三十年限界説」を問い直す(ナカニシヤ出版、2026年10月末出版)』が刊行されることになりました。今回のシンポジウムは、この出版を記念して行われます。

4班による学生フィールドワーク報告

第1部では、学生によるフィールドワーク報告が13時45分から14時45分まで実施されます。報告内容は4つの班に分かれており、それぞれの視点から調査結果が発表される予定です。

  • 落語班:震災落語の継承と笑いを通じた記憶の再起動
  • 在日班:在日コリアンの生活史と多文化における被災体験
  • 神戸新聞班:地方紙の記録再読解とメディア伝承の可能性
  • 教育班:学校現場における防災模擬授業

同化翻訳をテーマにしたオープンディスカッション

第2部では、15時00分から16時45分にかけてオープンディスカッション「同化翻訳」で拓く新たな継承が行われます。登壇者は金菱清教授、神戸大学地域連携推進本部の山地久美子特命准教授、そして金菱ゼミ生です。

セッションでは、非体験者の若者が自らの視点で災害体験を自らの物語として引き受ける「同化翻訳」の可能性を語り合い、30年の節目を超えて記憶を更新し続けるための意見交換を行います。

シンポジウムは参加無料で事前申込制となっており、一般の参加が可能です。

  • 日時:2026年10月25日(日) 13時30分~17時00分(開場:13時00分)
  • 場所:神戸市立こうべまちづくり会館 2Fホール(兵庫県神戸市中央区元町通4-2-14)
  • 主催等関係者:関西学院大学(兵庫県西宮市、学長:森康俊)社会学部 金菱清教授ゼミ

本記事は関西学院大学の発表をもとに作成しました。

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