東京都「TOKYO SUTEAM」ディープテックコース「Global Deeptech Startup Foundry」参加スタートアップの公募開始
CIC Catalyst、ディープテック支援プログラムを始動し参加者を募集へ
CATEGORY: ビジネス
CIC Japanのスタートアップ成長支援組織であるCIC Catalystは、技術確立や製品化の壁に挑むディープテックスタートアップを対象とした支援プログラム「Global Deeptech Startup Foundry」を始動し、参加スタートアップの募集を開始します。
本プログラムは、東京都の「多様な主体によるスタートアップ支援展開事業(TOKYO SUTEAM)」ディープテックコースの協定事業者として実施されるものです。研究から生まれた技術を「売れる技術」へと育てるため、品質工学の専門家が開発現場に伴走し、特許戦略づくりから事業化、海外展開までを一貫してサポートします。
国内の多くのディープテックスタートアップでは、実験環境と実環境・量産ステージの差により、実環境で性能が発揮できず事業会社の求める仕様に届かない「技術確立・製品化の壁」や、知財網構築が遅れる「知財網構築の壁」に直面する課題があります。
本プログラムでは、温度や材料のばらつきに影響されにくい条件を少ない実験で効率的に見つけ出す「品質工学」を活用し、再現性や安定性の高い品質の実現を目指します。採択企業には最大約2年(2027年1月から2029年2月末まで)の伴走支援を提供するほか、1社あたり最大150万円(税込)の研究開発費補助および最大50万円(税込)の海外渡航費補助が予定されています。
支援内容は以下の通りです。
- 技術確立・製品化支援:品質工学の専門家による開発現場への伴走、事業会社による要求仕様・事業モデルへのフィードバック
- 知財網構築支援:弁護士・弁理士による知財の棚卸し、知財戦略の策定、明細書作成・出願支援
- 事業開発支援:CIC Catalystの専門チームによる全体コーディネート、事業計画・資本政策の策定支援、事業会社・投資家の紹介
- 海外展開支援:WILCO(フランス)と連携した技術検証・市場展開プログラム(5社程度)、CIC海外拠点を活用した現地ネットワーク構築支援
- 資金支援:研究開発費補助、海外渡航費補助
募集要項と対象領域
参加費は無料で、採択予定件数は15社程度(うち海外展開支援対象は5〜10社程度)です。
対象となるのは、先端材料・ナノテクノロジー、フィジカルAI・ロボティクス、量子技術、半導体、バイオテクノロジー、核分裂・核融合エネルギーなどの領域に取り組むアーリーステージのディープテックスタートアップで、製品化・事業化を目指す創業前の研究者も含みます。なお、創薬・医療領域は対象外です。
応募資格として、東京都内に拠点がある(開設予定を含む)ことや、技術を実用水準に仕上げる課題を抱えていること、2029年2月末までに一定の成果が見込める体制があることなどが求められます。地方や海外に拠点を置くスタートアップも応募可能です。
選考は書類審査とオンラインの面接審査の2段階で実施されます。
運営および連携事業者の体制は以下の通りです。
- 運営事務局:CIC Japan Innovation Services合同会社 CIC Catalyst APAC
- 連携事業者:弁護士法人内田・鮫島法律事務所(知財網構築支援)、熊坂技術士事務所(技術確立・製品化支援)、QE Compass(技術確立・製品化支援)、WILCO(フランス、海外展開支援)

プログラム開始までのスケジュールは以下のように予定されています。
- 応募期間:2026年10月16日(金)〜 2026年11月30日(月)17:00(日本時間)
- 募集説明会:2026年11月6日(金)16:00-17:00
- 書類審査:2026年12月上旬
- 面接審査(オンライン):2026年12月中旬
- 採択:2026年12月下旬
- 支援期間:2027年1月(予定)から2029年2月末まで

応募には所定のフォームからの入力とピッチ資料の提出が必要となります。
本記事はCIC Japanの発表をもとに作成されています。
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