AIセキュリティのCoWorker、「Security AI Agentシリーズ」が2026年度グッドデザイン賞を受賞
CoWorkerのSecurity AI Agentシリーズが2026年度グッドデザイン賞を受賞
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AIセキュリティソリューションを開発・提供するCoWorker株式会社は、自社が開発・提供する「Security AI Agentシリーズ」が「2026年度グッドデザイン賞」を受賞したことを発表しました。
同シリーズは、AIが診断・分析・初動対応を担い、人は意思決定に集中する「ペアセキュリティ診断」により、セキュリティ業務の効率化や高精度化、再現性の向上を図るAIセキュリティ基盤です。
人とAIが協働するセキュリティ基盤の設計
Security AI Agentシリーズは、脆弱性診断や侵入テストを自律化する「Red Agent」、フォレンジック・マルウェア解析を担う「Blue Agent」および「Blue Agent for マルウェア解析」、純国産LLMを搭載したオンプレミス型の「Purple Agent」で構成されています。
従来のセキュリティ運用における「ツール任せ」や「専門家依存」によるプロセスの分断・属人化といった課題に対し、AIが診断・解析・初動対応を受け持ち、専門家が最終判断を行う運用体制へと再設計されています。

各エージェントの主な特徴や実績は以下の通りです。
- Red Agent:属人的だった診断工程を標準化し、ブラックボックス侵入テストにおいて89.1%の成功率を達成。導入先では従来数日を要していた診断を数時間へ短縮
- Blue Agent:フォレンジック解析を自動化し、従来30日かかっていた分析を1日に短縮
- Blue Agent for マルウェア解析:350以上の解析ツールを統合し、AIが解析プロセスを自律的に実行
- Purple Agent:純国産LLMを搭載したオンプレミス環境により、機密データを外部に出さない基盤を構築
高度化するサイバー攻撃と開発の背景

サイバー攻撃が秒単位で進行する一方、防御側の分析や意思決定に生じる時間差が被害拡大の要因となっており、人手を中心とした防御への対応が困難な状況があります。また、GDPR等で求められるインシデント発生時の72時間以内の報告への対応や、国内におけるセキュリティ人材不足、海外製AIのブラックボックス性やデータ越境リスクも課題として挙げられています。
同社が提出したエントリーシートによると、AIを活用した攻撃活動が前年比約89%増加し、侵入までの平均時間が約29分へ短縮していることや、AI生成コードの約45%に脆弱性が含まれること、従業員の77%が業務上AIに企業データを入力していることなどが背景にあります。
こうした状況を踏まえ、AIによって業務を単純に自動化するだけでなく、人とAIの役割を明確に分担して運用プロセスそのものを再設計した点が評価につながりました。
代表者と審査委員のコメント

CoWorker株式会社の代表取締役である山里 一輝氏は、AIを人の代替ではなく能力を拡張する存在として捉えているとした上で、AIと人が協働する新しいセキュリティのあり方を広げ、多くの企業や組織が安心してAIを活用できる基盤づくりに取り組む意向を示しています。
また、グッドデザイン賞の審査委員は、深刻なリスクをはらむ可能性のある分野の技術を国産で開発し、未来を見据えたプロダクトである点や、分析作業を大幅に短縮できる点、使いやすく設計されたUIなどを評価点として挙げています。

今後の展望と会社概要
同社は今後、脆弱性診断や端末侵害診断、退職者PC診断に加え、AIエージェントのリスクに対応する監視ソリューションの提供など事業領域を拡張する方針です。さらに、警視庁のサイバーセキュリティ研修や大学との連携シンポジウムへの登壇を通じた人材育成、パートナー企業との連携によるセキュリティエコシステムの構築を進め、日本発の標準モデルとしての社会実装を目指すとしています。
CoWorker株式会社の概要は以下の通りです。
- 会社名:CoWorker株式会社
- 設立年月:2019年2月
- 住所:東京都新宿区西新宿三丁目3番13号西新宿水間ビル6階
- 代表取締役:山里 一輝
- 事業内容:システム開発/IT・AI開発コンサルティング/サイバーセキュリティ事業
- URL:https://www.coworker.co.jp/
本記事はCoWorker株式会社の発表をもとに作成されています。
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