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DEEP HOLDINGSがAI・ITコンサルティングサービスの本格提供を開始

不動産事業を手掛けるDEEP HOLDINGS株式会社は2026年10月、自社の不動産業務で実証したAI活用手法を外部企業へ展開する「AI・ITコンサルティングサービス」の本格提供を開始した。同社は自社の実務を通じて査定の下調べ時間を約2時間から約10分に短縮するなどの成果を上げており、そのノウハウを経理や営業、事務といった他業種の業務改善に応用する。ツールの導入にとどまらず、現場への定着まで継続して支援する体制を整えている。

自社の不動産実務で培ったノウハウを他業種へ展開

DEEP HOLDINGS株式会社は、買取再販や仲介といった不動産業務の現場において自らAIを活用してきた。一般的なAIツールの紹介とは異なり、日々の業務の中で試行錯誤を重ねて時短につながった手法のみをクライアントの業務改善に提供する方針をとる。

不動産業務は定型作業が多く、情報収集や資料作成、期日管理に時間を取られやすいという中小企業共通の課題を抱えている。同社は、自社で成果が確認できたAI活用の型をもとに、企業の業務全体を見直しながら現場で機能する仕組みづくりを進めるとしている。

自社業務におけるAI活用と時間短縮の事例

同社では、不動産実務の各工程でAIを活用し、作業時間の大幅な短縮と業務の効率化を図ってきた。公表されている主な事例は以下の通りである。

  • 査定の下調べ:周辺の成約事例や取引事例、地価、ハザード情報、用途地域などを、国土交通省の不動産情報ライブラリ等の公的なオープンデータからAIで収集・整理する。これにより、従来1件あたり約2時間かかっていた査定の下調べから資料作成までの時間を約10分に短縮した。なお、査定価格そのものの最終判断は宅地建物取引士が行い、AIは参考値や一次データの整理といった判断材料の提示を担う。
  • 物件資料および提案資料の作成:資金計画や物件情報のまとめ資料について、AIを活用した定型フォーマットへの自動流し込みや体裁調整を実施。従来約1.5時間かかっていた準備資料の作成を約5〜10分に短縮し、作成者ごとの品質のばらつきも低減させている。
  • 案件情報の集約と管理:複数案件が並行する現場において、案件ごとの情報をAIで集約し、対応事項や期日を可視化することで、確認作業の負担軽減と対応漏れの防止につなげている。

業務の棚卸しから定着まで伴走する支援体制

同サービスでは、ツールを提供するだけにとどまらず、業務の棚卸し、AI・IT活用の設計、現場への定着までを月次で伴走支援する形を特徴としている。コンサルティングの費用については、対象となる業務範囲や支援内容に応じて個別に設計される。

DEEP HOLDINGS株式会社の概要

  • 会社名:DEEP HOLDINGS株式会社
  • 代表者:代表取締役 永野翔馬/代表取締役 篠原龍一
  • 所在地:〒541-0047 大阪市中央区淡路町3-3-2 22F
  • 事業内容:AI・ITコンサルティング事業、不動産事業(グループにて買取再販・仲介を展開)
  • Web:https://deep-dh.com/

本記事はDEEP HOLDINGS株式会社の発表をもとに作成。

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