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加勢、子会社加勢デリバリーサービスの全株式を日本物流ファンドへ譲渡合意

大阪府門真市に本社を置く株式会社加勢は、完全子会社である株式会社加勢デリバリーサービスの発行済株式の全部を日本物流ファンド投資事業有限責任組合へ譲渡することに関し、基本合意書を締結した。2026年10月16日開催の取締役会で決議された。現在は同ファンドによるデューデリジェンスが実施されており、その結果を踏まえて最終契約を締結することを条件として実行される予定だ。

株式譲渡の背景と目的

加勢デリバリーサービスは、加勢グループの輸送部門として幹線輸送、区域輸送、個配輸送の各領域を担ってきた。近年は関西地区の個人宅向け配送事業に経営資源を集中させており、大阪市内全域および大阪府北部、兵庫県神戸市以東の全域、京都府の主要地域にサービスを展開し、日々100台以上の車両が稼働する配送ネットワークを構築している。

多くの荷主から関西地区全域をカバーする宅配ネットワーク構築の要望を受けるなか、加勢は単独での取り組みにとどまらず、外部の経営資源を積極的に活用することが最善であると判断した。

日本物流ファンドは、2024年問題に代表される輸送力不足や事業承継問題など、物流業界が直面する課題解決への貢献を目的として設立されたファンドだ。物流事業に関する知見とネットワークを活かした投資先の経営支援を行っている。同ファンドのもとで運営体制の強化や営業基盤の拡充を通じて加勢デリバリーサービスのさらなる成長を図ることが、関西全域における物流機能向上と荷主の期待に応える道だとしている。

基本合意の概要と今後の日程

譲渡対象は加勢デリバリーサービスの発行済株式の全部を予定しており、譲渡価額は当事者間の合意により非開示となっている。合意内容には基本的な条件のほか、デューデリジェンスの実施、独占交渉、秘密保持などが含まれる。

今後の日程としては、2026年10月16日の基本合意書締結を経て、2026年11月16日に最終契約の締結、2026年11月30日に株式譲渡の実行を予定している。

対象会社および関係者の概要

加勢デリバリーサービスおよび関係各社の概要は以下の通り。

株式会社加勢デリバリーサービス(対象会社)

  • 所在地:大阪府門真市三ツ島4-17-24
  • 代表者:南部 昌広
  • 設立:2013年1月
  • 事業内容:貨物自動車運送事業(個人宅向け配送を中心とする)

株式会社加勢(譲渡人)

  • 所在地:大阪府門真市三ツ島4-17-24
  • 代表者:西澤 静人
  • 設立:1998年12月
  • 事業内容:【倉庫業、3PL事業 等】

日本物流ファンド投資事業有限責任組合(譲受人)

  • 主たる事務所:東京都千代田区麹町二丁目2-3 VOLT半蔵門II 9F
  • 組合契約の効力発生日:2024年9月6日
  • 無限責任組合員:日本物流ファンド株式会社(所在地:〒105-6404 東京都港区虎ノ門1丁目17番1号 虎ノ門ヒルズビジネスタワー4階、代表者:船津 康史)

本記事は株式会社加勢の発表をもとに作成。

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