フォルクスワーゲン、豊橋拠点でアイ・グリッドの循環型電力を採用 外資系日本法人初
フォルクスワーゲン グループ ジャパン 株式会社は、株式会社アイ・グリッド・ソリューションズと連携し、豊橋本社および豊橋インポートセンターにおいて「循環型電力」を採用した。オフサイトPPAを通じた再生可能エネルギーの導入を開始している。外資系企業の日本法人として同社の「循環型電力」を採用するのは、フォルクスワーゲン グループ ジャパン 株式会社が初となる。

余剰再エネを活用する「循環型電力」の仕組み

「循環型電力」は、株式会社アイ・グリッド・ソリューションズが全国で運用する屋根上太陽光発電設備などで創出された電力を集約し、需要家へ供給するオフサイトPPAの仕組みである。商業施設や物流施設、工場などの屋根に設置された太陽光発電設備で発生する余剰電力を集約し、別の施設へ届けることで、地域で生み出された再生可能エネルギーを有効活用する。
この取り組みにより、建物の構造や屋根の耐荷重、形状などの理由で太陽光発電設備の設置が困難であった拠点でも、環境価値を含む再生可能エネルギー由来の電力を利用できるようになった。フォルクスワーゲン グループ ジャパン 株式会社の国内拠点における脱炭素化を推進し、分散型再エネの有効活用につなげる。
年間約4.6GWhを供給し再エネ比率100%へ
今回の取り組みにおける導入概要は以下の通り。数値は計画値または試算値であり、年間CO₂排出削減効果は算定方法または使用した排出係数に基づき算出されている。
- 供給開始日:2026年9月1日(火)
- 対象施設:本社・豊橋インポートセンター(愛知県豊橋市明海町5-10)
- 契約方式:オフサイトPPA
- 年間供給予定量:約4.6GWh
- 対象施設における再エネ比率:100%
- 年間CO₂排出削減効果:2,053t-CO₂
- 電力供給元:株式会社アイ・グリッド・ソリューションズ
両社代表のコメント
愛知県豊橋市に本社を置くフォルクスワーゲン グループ ジャパン 株式会社の代表取締役社長であるマーティン ザーゲ氏は、太陽光発電設備の設置が難しい拠点でも再生可能エネルギーを導入できる仕組みとして今回の採用を決めたとし、今後も国内拠点での利用を拡大して持続可能な事業運営の実現を目指していく姿勢を示した。
また、電力供給元である東京都港区の株式会社アイ・グリッド・ソリューションズの代表取締役社長、秋田 智一氏は、外資系企業の日本国内拠点における再エネ調達の新たなモデルケースになると捉えており、地域で創出された分散型再エネの循環を通じて企業の脱炭素化を支援していく考えを述べている。
株式会社アイ・グリッド・ソリューションズの概要
株式会社アイ・グリッド・ソリューションズは、分散再エネを集約・循環させ、GXソリューション事業やエナジートレーディング事業を展開している。
- 社名:株式会社アイ・グリッド・ソリューションズ
- 本社所在地:〒105-0001東京都港区虎ノ門二丁目4番7号 T-LITE 15F
- 代表者:代表取締役社長 秋田 智一
- 資本金:103百万円(2026年6月末現在)
- 従業員:153名(2026年6月末現在)
- 設立:2004年2月
- コーポレートサイト:https://igrid.co.jp/
本記事はフォルクスワーゲン グループ ジャパン 株式会社および株式会社アイ・グリッド・ソリューションズの発表をもとに作成。
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