リックス、超臨界CO2発生装置Pure-Cutの国内OEM生産を開始
リックス株式会社(本社:福岡市博多区、代表取締役社長執行役員 安井卓)は、FUSION COOLANT SYSTEMS(本社:アメリカ ミシガン州)が開発・製造する超臨界CO2発生装置「Pure-Cut(ピュアカット)」について、国内OEM生産を開始した。日本の法規制に完全準拠した国産モデルとして製造・導入支援体制を確立している。同製品は、2026年10月26日(月)から開催される「JIMTOF(第33回 日本国際工作機械見本市)」の同社ブースにて初展示される予定である。
国内OEM生産の背景と目的



航空宇宙や医療、自動車部品などの業界においてチタン合金やカーボンなどの難削材需要が高まる一方、加工時の発熱が生産性向上の大きな壁となっていた。
欧米で高い実績を持つFUSION COOLANT SYSTEMSのPure-Cutを日本国内へ普及させるためには、高圧ガス保安法への適合や迅速な国内保守体制が不可欠であった。同社とOEM契約を締結したことにより、法規制に準拠した国産モデルとしての体制を整えた。
Pure-Cutの特徴と解決できる課題
Pure-Cutは、超臨界CO2と極少量の潤滑油を融合させた次世代ハイブリッド冷却システムである。加工特許を取得しており、-78.5度のドライアイス粒子によって切削加工時の加工熱を抑え込み、高速切削や工具寿命の延長を実現する。
同システムにより、チタン合金など難削材の加工効率を高めることが可能となるほか、高速切削、工具の長寿命化、人にも環境にも優しい加工環境の実現、仕上げ時間の削減など、切削加工に関する多様な課題の解決に対応する。
対象となる業界と素材
Pure-Cutの導入により、多様な難削材の効率的な加工や工具寿命の延長が見込まれている。対象となる業界および素材は以下の通り。
- 業界: 航空宇宙、医療、自動車部品(歯車など)、工作機械、その他切削加工全般
- 素材: チタン合金(Ti-6Al-4V(Ti-64)、Ti-5553他)、ニッケル合金、バナジウム鋼、インコネル、ステンレス鋼、鋳鉄、カーボン系素材、焼き入れ後の高硬度金属など

JIMTOF 2026への出展概要
リックス株式会社は、2026年10月に開催される見本市においてPure-Cutを展示する。
- 展示会名: 第33回 日本国際工作機械見本市「JIMTOF 2026」(会場:東京ビッグサイト)
- 開催日時: 2026年10月26日(月)~31日(土) 10:00~17:00 ※最終日は16:00まで
- 当社ブース: 東3ホール E3024
- 製品詳細: https://www.rix.co.jp/products_services/products/category/scco2_supply_system/pure-cut/
本記事はリックス株式会社の発表をもとに作成。
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