サステナブルホールディングス、契約済みの系統用蓄電池案件を全国で並行開発
サステナブルホールディングス株式会社は、2026年9月末時点における系統用蓄電池事業の開発状況を公表しました。同社は現在、複数の契約済み案件について、用地条件や系統連系条件に応じた開発を全国各地で並行して推進しています。案件取得後から完成・引き渡しまでを一体的に管理し、順次事業化を進めています。
用地や系統連系の条件に応じた工程管理を実施
系統用蓄電池は契約締結後も、土地条件や電力会社との系統連系、関係法令、設備仕様、施工条件などを確認しながら事業化する必要があります。同社では、許認可手続きを進めている案件や設備レイアウトを検討している案件、施工準備を進めている案件など、案件ごとに異なる工程を進行させています。なお、個別案件の名称や所在地、取引先、契約条件については、関係各社との契約および情報管理の観点から公開可能な範囲に限定しています。
契約後から引き渡しまでに確認・対応する主な工程は以下の通りです。
- 用地確認:敷地形状、地目、造成条件、周辺環境等の確認
- 法令・許認可:都市計画、地域計画、農地転用、関係法令等の確認
- 系統連系:接続検討、工事内容、所要工期、連系条件等の確認
- 設備設計:蓄電池、PCS、EMS、高圧連系設備等の構成・配置検討
- 機器調達:設備仕様、発注、製造・納入スケジュール等の調整
- 施工:造成、基礎、設備据付、電気工事等
- 試験:設備単体・システム連携等の確認
- 引き渡し:完成確認、必要書類の整備、設備・権利等の引き渡し
同社ではこれらの工程を整理し、完成時期から逆算しながら進捗を管理しています。変形地や高低差のある敷地での造成方法や設備配置の調整、電力会社との接続検討による工事内容や所要工期を踏まえた設備調達・施工スケジュールの見直しなど、用地、電力、設備、施工を分断せず事業全体を見ながら開発を進めています。
蓄電池「Raptor」を含む設備構成の設計と太陽光開発経験の活用
系統用蓄電池は、蓄電池単体ではなく複数の設備を組み合わせて構成されます。同社では、417kWhキャビネット型蓄電池「Raptor」を含め、案件の条件に合わせた設備構成を検討しています。
構成される主な設備と役割は以下の通りです。
- 蓄電池:電力を蓄電・放電
- PCS:直流・交流電力を変換
- EMS:蓄電池やPCS等の運転を管理・制御
- 高圧連系設備:電力系統との接続に使用
- 通信設備:EMSや関連設備間の通信
同社グループは、これまで低圧から特別高圧までの太陽光発電所開発に携わり、累計100MW超の開発経験を蓄積してきました。その過程で培った用地開発、電力申請、許認可、設備設計、施工、引き渡しに関する実務経験を系統用蓄電池事業にも活用し、設備構成や事業条件の違いに対応した開発工程を組み立てています。
今後の事業展開について
今後は、現在開発を進めている契約済み案件について、許認可、設備設計、機器調達、施工などの工程を順次進め、完成・引き渡しにつなげる方針です。また、新規案件についても土地条件、系統連系条件、事業性等を確認しながら開発を継続し、系統用蓄電池事業の拡大を進めていくとしています。
水事業、グランピング事業、再生可能エネルギー事業を展開するサステナブルホールディングス株式会社は、代表取締役を茂木 健太が務め、東京都渋谷区桜丘町3番2号 渋谷サクラステージ SAKURAタワー6階に拠点を置いています。再生可能エネルギー事業では、蓄電池や太陽光発電所に関する取り組みを通じて再生可能エネルギーの普及・拡大を目指しています。

- コーポレートサイト:https://st-holdings.co.jp/
- 系統用蓄電池「Raptor」:https://raptor-sthd2.studio.site/
本記事はサステナブルホールディングス株式会社の発表をもとに作成しました。
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