Dellows News

【生成AI×教育】大学受験での生成AI活用率、昨年の37%から65%へ。「解答の添削」での活用が拡大

大学受験での生成AI活用率は65.3%に急増 Knock 教育AIラボが調査

CATEGORY: テクノロジー

AIチューター「Knock」を運営するHanji株式会社の「Knock 教育AIラボ」は、2026年に大学へ入学した大学1年生を対象に、受験での生成AI活用に関するアンケート調査を実施しました。大学受験の学習や進路相談で生成AIツールを「頻繁に」または「時々」使用したと回答した割合は65.3%となり、昨年の36.6%から大幅に増加しました。一方で、学校や塾での指導については「特になかった」「わからない・覚えていない」と答えた割合が合わせて6割を超えています。

受験生の6割以上が生成AIを活用 使用頻度は「週の半分程度」が最多

調査結果によると、大学受験のための学習や進路相談に生成AIツールを「頻繁に」または「時々」使用したと回答したのは65.3%(「頻繁に」18.5%、「時々」46.8%)でした。昨年の36.6%(「頻繁に」9.8%、「時々」26.8%)から大きく伸びています。一方で、「ほとんど使用しなかった」は17.1%、「全く使用しなかった」は10.7%となりました。

生成AIを使用した134人を対象に使用頻度を尋ねたところ、「週の半分程度」が41.8%で最も多く、「ほぼ毎日」と回答した人は20.9%でした。

活用用途は「添削」がトップ 英語や数学、小論文で活用

生成AIを実際に活用した用途の首位は「自分の書いた解答の添削」(63.4%)でした。2位は「問題の解答解説やヒントの提示」(52.2%)、3位は「教科書等の内容についての解説の提示」(27.6%)で、順位自体は昨年と同じでした。ただし、「添削」は昨年の48.0%(昨年の使用者が少なく参考値)から増加が見られました。

科目別の活用状況では、1位「英語」、2位「数学」、3位「小論文」となり、こちらも昨年と同様の結果でした。

学校や塾での指導「特になかった」が4割超 指導内容トップは誤答への注意

教育現場での指導実態について、学校や塾における生成AIとの付き合い方の指導は「特になかった」が42.4%、「わからない・覚えていない」が21.5%を占めました。指導の形式としては、学校からの口頭での指導が最も多く、次いでパンフレットや資料の配布、動画の共有と、外部講師による講演や勉強会が同率で並びました。

指導があったと答えた74人に対する質問では、指導内容として「回答が間違っている場合があることへの注意」が43.2%で最多となり、「生成AIに頼りすぎず、自分で考える力を大切にすること」が33.8%で続きました。また、指導があった人のうち23.0%は「使用を控えるように」という指導を受けたと回答しています。

調査概要

  • 調査方法:インターネットによるアンケート
  • 調査期間:2026年9月10日~9月25日
  • 調査対象:2026年に大学に入学した18歳から20歳までの学生
  • 有効回答数:205人

※割合は四捨五入しており、総数と内訳の計が一致しない場合があります。

本記事はKnock 教育AIラボ(Hanji株式会社)の発表をもとに作成しました。

アクセスランキング

今日

1週間