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おできや粉瘤を自分で潰した人の67.4%が悪化を経験 アイシークリニックが調査

医療法人社団鉄結会が運営するアイシークリニックは、赤く腫れて痛い皮膚のできものを経験した人を対象に実施した「おでき・粉瘤に関する意識調査」の結果を発表しました。調査によると、医療機関を受診した人は14.3%にとどまり、85.7%が自己判断で対処している実態が明らかになりました。また、自分でできものを潰した経験がある人のうち、67.4%が症状の悪化を経験したと回答しています。

医療機関の受診は14.3%にとどまり自己処置で悪化するケースも

赤く腫れて痛い皮膚のできもの(おでき・粉瘤など)ができた際の対処について尋ねたところ、医療機関を受診した人は14.3%にとどまり、85.7%が自己判断で対処していました。特に「自分で潰した」という人は約2割に及んでいます。

自分でおできや粉瘤を潰した経験がある人に対してその後の経過を聞いた設問では、自己処置によって悪化または再発した人が合わせて67.4%に達しました。完全に治ったと回答した人は18.4%でしたが、実際には皮膚の下に袋が残っている可能性があり、再発リスクを抱えているとされています。

受診を検討するタイミングについては、発熱や強い痛みなど重症化するまで我慢すると答えた人が48.7%を占め、早期受診派の23.0%を大きく上回る結果となりました。さらに、72.3%の人が季節の変わり目(春・秋)に皮膚の化膿性トラブルが増えると実感していることも示されています。

おでき(せつ)と粉瘤の違いについて正しく理解している人は12.7%にとどまり、約9割が両者の違いを正確に把握していないことが浮き彫りとなりました。

おでき(せつ)は毛穴への細菌感染によって起こり、中心部に膿点が見られ、生活習慣の改善などで予防が可能です。治療は切開排膿や抗菌薬の投与が行われます。一方、炎症性粉瘤は皮膚の下にできた袋状構造物への二次的な細菌感染が原因で、袋を完全摘出しないと再発しやすい特徴があります。治療法は切開排膿を行った後、炎症が治まってから袋を摘出する形をとります。

費用の目安について、保険適用(3割負担)の場合、おでき(せつ)の切開排膿は2,000〜4,000円程度、炎症性粉瘤の切開排膿のみは3,000〜5,000円程度となっています(監修医師の30,000件の皮膚外科手術実績に基づく数値、個人差あり)。

専門医が指摘する自己処置のリスクと受診の目安

アイシークリニックで治療責任者を務める髙桑康太医師は、不潔な器具や指で細菌を周囲組織に押し広げる危険性や、蜂窩織炎への進展、傷跡が残るリスクを挙げ、できものを自分で潰す行為を避けるよう呼びかけています。特に顔面にできたせつ(面疔)は、脳への感染波及により海綿静脈洞血栓症という重篤な合併症を引き起こす恐れがあるほか、糖尿病などの基礎疾患がある場合は重症化しやすいため注意が必要だとしています。

日本皮膚科学会の診療ガイドラインでは、化膿性皮膚疾患に対する切開排膿が保険適用の標準治療として推奨されています。以下の症状がみられる場合は、皮膚科や形成外科などの医療機関への相談が推奨されます。

  • 腫れや痛みが2〜3日で改善しない場合
  • 急激に大きくなってきた場合
  • 38度以上の発熱を伴う場合
  • 顔面(特に鼻周囲や口の周囲)にできた場合
  • 以前からあったしこりが急に腫れ始めた場合
  • 糖尿病など免疫力に影響する基礎疾患がある場合

調査およびクリニックの概要

今回の意識調査の概要は以下の通りです。

  • 調査対象:全国の20〜60代で、過去3年以内に赤く腫れて痛い皮膚のできものを経験した男女
  • 調査対象人数:300名
  • 調査期間:2026年9月28日〜10月7日
  • 調査方法:インターネット調査

アイシークリニックは、都内5院と大宮の計6拠点で展開しています。

  • アイシークリニック新宿院:東京都渋谷区代々木2-5-3 One-葵ビル2階
  • アイシークリニック渋谷院:東京都渋谷区渋谷3-16-2 ニュー三水ビル5階
  • アイシークリニック上野院:東京都台東区東上野3-16-5 サンク・ユービル1F
  • アイシークリニック池袋院:東京都豊島区南池袋2-15-3 前田ビル9階
  • アイシークリクリニック東京院:東京都中央区日本橋3-6-2 日本橋フロント3階
  • アイシークリニック大宮院:埼玉県さいたま市大宮区大門町1-60 福美メディカル2階B区画

本記事は医療法人社団鉄結会(アイシークリニック)の発表をもとに作成しました。

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