ナウアが屋外イベント向けAI人流解析サービスの専用Webサイトを公開
画像解析AIの研究開発および社会実装を手がけるナウア株式会社は、屋外イベント向けAI人流解析サービスの専用Webサイトを新たに公開しました。

公開されたサイトでは、AIカメラを活用した通行人数の計測や時間帯別の人流解析について、サービスの特徴や活用方法、導入に関する情報が紹介されています。イベント運営会社や自治体、イベント主催者などが、AI人流解析の仕組みや活用方法をより具体的に確認できる環境の整備を図るとしています。
屋外イベントの人流把握における課題と自動計測
音楽フェスティバルや地域のお祭り、スポーツイベントなどの屋外イベントでは、来場者の動向を把握する人流データが運営計画や開催成果の評価に活用されています。特に会場への来訪状況や時間帯別の人の集中、会場内の通行量は、次回開催に向けた運営計画やスポンサーへの報告などに役立つ情報です。
一方で、従来の調査では調査員による目視計測や手動集計が必要となる場合があり、イベントの規模や調査時間に応じて人的負担が大きくなる点が課題でした。さらに、会場の出入口や通路の配置、来場者の移動経路、天候や日照条件などがイベントごとに異なるため、現場環境に応じた計測方法の検討が求められます。
ナウア株式会社ではこうした課題に対し、画像認識AIを活用した通行人数の自動計測と人流データの取得を支援しています。実際の屋外イベントにおいて、出入口や主要通路などにカメラを設置し、撮影映像から人の通行状況をデータとして取得してきた実績を持ちます。なお、具体的なイベント名や取引先企業名については、契約上の守秘義務等を考慮し公開を控えているとしています。
AI人流解析サービスの特徴と留意点
本サービスには、画像認識AIによる通行人数の自動計測をはじめとする複数の特徴があります。
- 画像認識AIによる通行人数の自動計測:カメラ映像から人物を検出し、設定した計測ラインを通過する人数をAIでカウントすることで、人手によるカウント作業の省力化を支援します。
- 時間帯別の人流データを取得:通行人数を時間帯別に集計し、移動が集中する時間帯や推移を把握して、開催成果の評価や次回開催の計画検討に活用できます。
- 複数地点での計測に対応:出入口や主要通路など複数地点での計測に対応し、エリアごとの通行量の違いや時間帯別の変化を把握可能です。
- 屋外環境に応じた解析システムの設計:天候や日照条件、カメラ設置位置などが解析に影響することから、現場の撮影条件や調査目的に応じた解析方法を検討します。
なお、計測精度や対応可能な条件は、撮影環境、カメラの設置位置、人物の重なりなどによって異なります。また、通行人数には同一人物の複数回通過が含まれる場合があり、実際のユニーク来場者数とは異なることがあるとしています。
想定される活用場面と運営改善への展開


サービスが想定する活用場面として、音楽フェスティバル、地域のお祭り、スポーツイベント、屋外展示会・大型催事、花火大会・観光イベントなどが挙げられています。これらは想定する活用場面であり、すべてのイベントでの導入実績を示すものではないとされています。
取得した人流データは、単なる人数の集計にとどまらず、時間帯別の通行量分析や複数地点のデータ比較を通じて、次回イベントの会場レイアウト検討、スタッフ配置、出入口の運用計画などに活用できます。また、計測した通行人数や推移を示すことで、主催者やスポンサーに対する客観的なデータに基づく開催報告が可能になります。
同社は今後も運用経験を活かした解析技術の高度化を進めるとともに、専用Webサイトを通じた情報発信を強化し、イベント運営会社や自治体、施設管理者などへの導入支援を推進する方針です。
- サービス名称:AI交通量・人流解析サービス
- 提供企業:ナウア株式会社
- 対象分野:屋外イベント、音楽フェスティバル、地域イベント、スポーツイベント、屋外展示会・催事など
- 主な提供内容:AIカメラによる人物検出、通行人数の計測、時間帯別集計、人流データの解析
- サービスサイト:https://pedestrian-flow.nauh-inc.com/
本記事はナウア株式会社の発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



