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AISIが事業実証WG報告会と検討TF総会を開催 延べ220名が出席

AIセーフティ・インスティテュート(AISI、所長:村上明子)は、2026年10月7日(水曜日)に「AISI事業実証ワーキンググループ(以下、WG)」2026年度上期報告会および2026年度「AIセーフティ評価環境 検討タスクフォース(以下、検討TF)」総会を開催しました。一般からのオンライン参加も含め、両イベントを通じて延べ220名が出席しました。なお、一般からの参加は「AIセーフティ評価環境 検討タスクフォース」のみとなっています。

6つのサブWGにおける活動状況と今後の展開

AISI事業実証WGの上期報告会では、各サブワーキンググループ(以下、SWG)の2026年度上期の活動状況が報告されたほか、2026年度下期および次年度以降の展開に向けた情報共有が行われました。ゲストスピーカーとしてAnthropic社とOpenAI社も登壇し、最新動向について講演しました。

報告された各SWGの主な取り組みは以下の通りです。

  • ヘルスケアSWG:2026年4月に「ヘルスケア領域におけるAIセーフティ評価観点ガイド」を公開しました。今年度はAI提供者側の観点でガイドの有用性を検証し、医療機関などから意見を集めて改訂を進めていきます。
  • ロボティクスSWG:昨年度の実機評価の成果を「AIロボティクスに関するセーフティ評価観点ガイド」として今年度上期に取りまとめ、公開しました。今年度下期は評価観点の有用性検証と、運行設計領域(ODD)検討のための実証実験を進めています。
  • データ品質SWG:データ品質マネジメントガイドブックの改訂を経て、今年度上期にチェックリストを策定・公開しました。今後は実業務への適用による検証や、メタデータ品質等の検証を進めています。
  • 適合性評価SWG:国際標準化(SC42等)活動と連携し、人とAIの協働を含むAIシステムに対する適合性評価制度の枠組みを検討しています。標準型BRiDGEプロジェクトと連動し、報告書やガイド等の整備を進めていきます。
  • 教育SWG:教育分野での生成AI利活用に向け今年度新設され、初等中等教育段階におけるリスク整理を行いました。今後は有識者等との意見交換を重ね、ユースケースやリスク、評価観点を取りまとめていきます。
  • ジオAI SWG:地理空間情報の安全な活用に向け新設されました。今年度は共通フレームワークガイドラインおよび公共測量マニュアルの公開を目指して検討を進めます。

民間企業と連携する「AIセーフティ評価環境」の取り組み

AISIは、AIシステムの開発者や提供者によるセーフティ評価を支援するため、2025年9月にオープンソースソフトウェア(OSS)として「AIセーフティ評価環境」を公開しました。さらに2025年10月からは、民間企業とともに「AIセーフティ評価環境 検討タスクフォース」を設置し、利用者のフィードバックや技術動向を踏まえた機能強化や今後の方向性を検討しています。

総会では、AISIと民間が共同で進めるタスクフォースの2026年度の活動や、「AIセーフティ評価環境」の概要について共有が行われました。AISIは今後も、検討TFをはじめとする活動の活性化を図っていくとしています。なお、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、AIセーフティ・インスティテュート事務局の事務局機能を一部担っています。

本件に関する連絡先は以下の通りです。

  • AIセーフティ・インスティテュート事務局(前田・松原・磯部)

E-mail:aisi-info@ipa.go.jp

  • 報道関係:IPA 経営企画センター 戦略コミュニケーション部 戦略コミュニケーション室(渡邉・鴨田・増田)

TEL:03-5978-7503 お問い合わせフォーム:https://info.ipa.go.jp/form/pub/inquire/pr-inquiries

本記事はAIセーフティ・インスティテュートおよび独立行政法人情報処理推進機構の発表をもとに作成しました。

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