HIOKI、3製品が「2026年度グッドデザイン賞」を同時受賞
HIOKIの計測器など3製品が2026年度グッドデザイン賞を同時受賞


CATEGORY: ビジネス

長野県上田市の日置電機株式会社(HIOKI、代表取締役社長:岡澤尊宏)が生産販売するパワーアナライザ PW4001、ALDASシリーズ(ALDAS-α、ALDAS-Mini、ALDAS-E)、GENNECT Space SF4300の3製品が、公益財団法人日本デザイン振興会主催の2026年度グッドデザイン賞を同時受賞しました。測定性能や精度に加え、使いやすさ、耐久性、信頼性、安全性に配慮した実践的なデザインや課題解決への寄与が評価されたものです。同社におけるグッドデザイン賞の受賞は、1985年の初受賞から今回の3製品を含めて累計85件となりました。
次世代モビリティ向けパワーアナライザ PW4001
パワーアナライザ PW4001は、BEV、HEV、PHEVといった次世代モビリティの電力評価試験向けに設計されたコンパクトな電力計測ソリューションです。DC~50/60 Hzにおいて±0.04%の基本確度を保証するほか、質量4.6 kgの軽量設計と-20℃~+50℃の動作温度範囲を備えています。車両のCAN信号からの電圧値取得や、OBD-II端子を利用した配線による設置にも対応します。

審査委員は、幅広い仕向地に対応する温度範囲や車両DC電源対応により実車走行試験を行える点に加え、CANやOBD-IIとの連携で高電圧配線を減らし安全性を高めるなど、開発初期から認証試験まで使用できる実戦的デザインであると評価しています。
水素エネルギー分野を支援するALDASシリーズ
ALDASシリーズは、電解セルなどの性能評価に用いる電気化学インピーダンス分光法(EIS法)を採用したインピーダンス測定器です。ラインアップとして、小型セルの研究開発向け「ALDAS-α(アルダス・アルファ)」、大型水電解セルやスタック評価向け「ALDAS-Mini(アルダス・ミニ)」、実証・商用段階に対応する「ALDAS-E」を揃えています。

審査委員は、EISを水電解セルや燃料電池の実稼働中における内部状態測定へ適用可能にした点を挙げ、大電流クランプセンサや専用ケーブルの組み合わせなどで実稼働中の安全リスクなどの問題を解決したことは、研究開発の促進において技術的・社会的に大きな意義をもつとコメントしています。
測定データを統合・可視化するGENNECT Space SF4300
GENNECT Space SF4300は、HIOKI製計測器で取得した測定データを単一のワークスペースに集約し、一元的に管理・解析するソフトウェアです。数値データに加え、映像やGPS情報(位置情報)を時系列で同期表示できる機能を備えています。

審査委員は、複数機器における測定、映像、GPSなどのデータを共通時間軸で同期し、複雑な現象が何時どこで起きたかを可視化できる点を挙げ、事象間の相関や因果の検討、現象の理解や原因の追跡を可能にする優れたデザインと評しています。
日置電機株式会社について
日置電機は自動車、電子部品、環境・新エネルギー、インフラなどの分野へ電気計測ソリューションを提供しています。デザイン面では「COGNITIVE. それは、人間になじむデザイン。」をポリシーに掲げています。
- 商号:日置電機株式会社
- 創業:1935年(昭和10年)6月
- 本社:長野県上田市小泉81
- 事業内容:電気計測器の開発、生産、販売・サービス
本記事は日置電機株式会社の発表をもとに作成しています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



