文教大学と喜田家、生菓子VEGGIECOSを共同開発 10月から販売へ
文教大学国際学部の清水麻帆ゼミナールの学生は、東京都足立区の和菓子店である喜田家と共同で、生菓子「VEGGIECOS(ベジコス)」を開発した。
東京都内の菓子製造業者の約3割が集積する足立区の魅力を発信するとともに、若者や訪日外国人にも和菓子に関心を持ってもらうことを目指している。学生たちは和菓子の新たな見せ方や商品の方向性についてアイデアを出し、喜田家と意見交換を重ねて商品化に取り組んだ。
野菜になりきる新感覚の和菓子
VEGGIECOS(ベジコス)はベジタブルコスプレの略で、「野菜に似せた和菓子」をコンセプトに一般的な生菓子とは異なる見た目や素材を取り入れた新しい和菓子である。あだち菜パウダーなどを使用し、野菜をイメージした形や色合いに仕上げられている。








野菜そのものを表現するのではなく、和菓子が野菜の姿になりきるコスプレのような発想から生まれた。学生の自由な発想と、1955年に東京都足立区千住で創業し、どら焼きや最中、饅頭、季節の生菓子などを製造・販売する喜田家の技術を組み合わせることで、伝統的な和菓子に新たな視点を加えた商品開発につなげた。
地域の魅力発信と和菓子文化の広がりを目指す
開発に携わった清水ゼミナール副ゼミ長の栗原妃菜さん(国際学部国際観光学科3年)は、見た目は本物の野菜や果物そっくりでありながら、食べると本格的な和菓子という見た目と味のギャップを楽しんでもらえる商品を目指したと述べている。
開発にあたっては、お菓子の街としての足立区の魅力や、千住ネギやあだち菜といった地域ならではの名産品を取り入れ、足立区を知るきっかけになるよう意識したという。さらに、若い世代が和菓子を身近に感じて魅力や文化に触れる機会が増えるとともに、地域への関心や和菓子文化の広がりにつながることを目指している。
商品概要と今後のイベント販売

VEGGIECOS(ベジコス)は千住ネギやあだち菜など全8種が展開され、単価は1個540円(税込)となっている。
今後の販売は、以下のイベントで予定されている。
- あだち菓子博2026:アリオ西新井 1F イベント広場にて10月17日(土)、18日(日)に開催
- はなはた文教マルシェ:文教大学東京あだちキャンパスにて10月25日(日)に開催
- 華叉祭(文教大学学園祭):文教大学東京あだちキャンパスにて11月7日(土)、8日(日)に開催
上記イベントでの販売後は、喜田家店頭にて月1回程度のペースで販売を予定している。
文教大学の概要
- 学長:宮武 利江
- 建学の精神:「人間愛」
- 在籍学生:8,791名(2026年5月1日現在)
- キャンパス構成:越谷キャンパス(教育学部・人間科学部・文学部)、湘南キャンパス(情報学部・健康栄養学部)、東京あだちキャンパス(国際学部・経営学部)の3キャンパスからなる総合大学
- 公式サイト:https://www.bunkyo.ac.jp/
本記事は文教大学の発表をもとに作成。
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