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マイナビ転職の平均初年度年収が過去最高、26年度上半期は513.2万円

株式会社マイナビが運営する総合転職情報サイト『マイナビ転職』は、「平均初年度年収(未経験・経験者求人別)」「求人件数・応募数」に関する2026年7-9月の総評を発表しました。同サイトに掲載された正社員求人の2026年度上半期(2026年4月-2026年9月)における平均初年度年収は513.2万円となり、半期ベースで過去最高を記録しました。5年前の2021年度上半期(2021年4月-2021年9月)と比べて60.0万円増加しています。

経験者求人の比率が高まり初年度年収を押し上げ

『マイナビ転職』の正社員求人における月次の平均初年度年収は、2026年7月が521.3万円、2026年8月が511.6万円、直近の2026年9月が512.5万円でした。2026年7月の521.3万円は集計開始以来の最高値となり、直近3カ月間は引き続き高い水準を維持しています。

求人の区分別に見ると、未経験求人は2026年7月が456.8万円、2026年8月が451.8万円、2026年9月が457.4万円でした。これに対し経験者求人は2026年7月が585.6万円、2026年8月が578.0万円、2026年9月が572.2万円となっています。また、求人全体に占める経験者求人の比率は増加傾向にあり、直近の2026年9月は前年同月比5.2ポイント増の48.0%となりました。賃金水準が高い経験者求人の増加が、初年度年収全体を引き上げている可能性があると分析されています。

金融・保険は625.2万円に達し5年で145.7万円増

業種別の2026年度上半期の初年度年収平均では、[金融・保険]が最も高い625.2万円となり、2021年度上半期に比べて145.7万円増加しました。次いで[IT・通信・インターネット]が2021年度上半期比91.2万円増の592.9万円、[コンサルティング]が同54.9万円増の570.0万円となっています。

マイナビキャリアリサーチラボの研究員である宮本祥太氏は、経験者求人比率の上昇が賃金水準向上の要因の一つであると指摘し、今後は業種間の賃金水準の違いが転職市場に与える影響を注視していく必要があるとの見解を示しています。

求人件数は前年同月比で高い伸びを持続

前年同月を100%とした月次指数において、求人件数は2026年7月が140.5%、2026年8月が121.3%、2026年9月が140.8%となり、高い水準を保ちました。一方の応募数は2026年7月が101.8%、2026年8月が103.0%、2026年9月が98.8%と、前年同月に近い推移を見せています。

直近の2026年9月における前年同月比の増加率を見ると、業種別の求人件数では[不動産・建設・設備][コンサルティング][メーカー]が上位3業種となり、応募数では[公的機関・その他][環境・エネルギー][金融・保険]が上位に入りました。

職種別の2026年9月の動向では、求人件数で「医療・福祉」「コンサルタント・金融・不動産専門職」「電気・電子・機械・半導体」が上位となり、応募数では「公共サービス」「建築・土木」「管理・事務」が上位を占めました。

調査概要

  • 調査名:2026年7-9月総評 「正社員の初年度年収レポート」と「正社員の求人件数・応募数推移レポート」
  • 対象:該当月における総合転職情報サイト「マイナビ転職」掲載開始求人情報(雇用形態が正社員以外のデータ、および厚生労働省「国民生活基礎調査 所得の分布状況」を元にした所得金額上側1%の外れ値を除外)
  • 対象期間:2026年9月までに掲載された求人
  • 計算方法:各求人に掲載されている初年度年収の下限と上限の中間の値を平均値として算出

本記事は株式会社マイナビの発表をもとに作成しました。

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