全国小学生歯みがき大会が2026年度グッドデザイン賞を受賞
ライオン株式会社、公益財団法人ライオン歯科衛生研究所、公益社団法人日本学校歯科医会、一般財団法人東京都学校保健会が主催する『全国小学生歯みがき大会』が、公益財団法人日本デザイン振興会主催の「2026年度グッドデザイン賞」を受賞しました。
本大会は1932年(昭和7年)の開始以来、教育現場のニーズや社会課題に合わせて進化を続けてきた取り組みです。歯みがきを楽しく伝える長年の活動において、学校が参加しやすい教材や体験型授業を通じ、教師が実践しやすい仕組みを実現した点などが評価されました。
90年以上の歴史を持つ歯と口の健康教育
『全国小学生歯みがき大会』は、小学生の歯と口に対する健康意識を育てることを目的に1932年(昭和7年)から開催されています。2026年で83回目を迎え、これまでの参加者は延べ330万人を超えました。
現在は動画配信などを活用しており、全国の小学校5,984校(32.1%)、約32.6万人が参加しています。
授業を支えるオールインワン展開と五感を使う体験コンテンツ
本大会は、教材一式を無償で届け、映像を再生するだけで授業を実施できる「オールインワン展開」を提供しています。2026年6月に実施されたアンケートでは、参加教員3,986名のうち98.9%が「よかった」と回答しました。
授業設計では、細菌が動く映像の視聴や使用後のデンタルフロスのニオイを嗅ぐ体験、クイズや実習を通じ、五感を使って楽しく学べる工夫が施されています。2026年6月に実施された調査において、大会参加児童133,031名のうち92.9%がデンタルフロスの使用継続・開始を希望しました。
また、会場での集合型イベントからDVD、動画配信へと形態を進化させ、むし歯予防だけでなく歯肉炎予防や口腔機能の育成へと内容を拡充しています。現在は全国の小学校の約3校に1校が参加する規模へと成長しています。
審査員と主催各代表による評価
グッドデザイン賞の審査員は、歯をみがく行為を様々な切り口で楽しくコミュニケーションしている点や、長年の歴史の中で洗練された教材として普及し、教師が簡単に取り組める仕組みに落とし込まれている点を挙げ、「歯と自分をみがこう」というスローガンを具現化した取り組みとして評価に値するとしています。
受賞にあたり、ライオン株式会社の代表取締役兼社長執行役員である竹森 征之氏は、関係者の支援に感謝の意を示すとともに「今後もみなさまとの連携を深め、国内No.1(※3)オーラルヘルスケアメーカーとして、子どもたちの健康習慣づくりと健やかな成長に貢献してまいります」とコメントしています。
(※3)(株)インテージSRI+ オーラルケア市場 メーカーランキング 2025年9月~2026年8月 推計販売金額
公益社団法人日本学校歯科医会の柘植 紳平会長は、すべての子どもが生涯にわたる口腔保健の基礎を身につけられる場としてのさらなる発展を目指す方針を示し、公益財団法人ライオン歯科衛生研究所の濱 逸夫理事長は、今後も教育現場の声を反映しながら持続可能で質の高い口腔保健教育の仕組みへ進化させていく姿勢を表明しました。また、監修を務める明海大学名誉教授・日本歯科大学客員教授の安井利一氏は、90年以上にわたり児童の健康づくりや生きる力の育成に寄与してきた功績を評価しています。
- 創設:1957年
- 特徴:日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組み。製品、建築、サービス、システム、地域の取り組みなど有形無形を問わず対象とする
- シンボル:Gマーク
- 節目の年:2026年度は第70回
本記事はライオン株式会社の発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



