クラフティアとセンシンロボティクス、設備工事業界の高度化に向け協業を開始
総合設備企業の株式会社クラフティアと、AIや先端技術を手がける株式会社センシンロボティクスは、設備工事業界の高度化・省力化に向けた協業を開始することを発表した。Spiral Innovation Partnersが運営するクラフティアイノベーション投資事業有限責任組合(KRAFTIA Innovation Fund)を通じたセンシンロボティクスへの出資を契機とするものとなる。両社はAI・データ活用技術と設備工事分野の現場知見を組み合わせ、業界全体の生産性向上や人手不足への対応を目指すとしている。

協業の背景と狙い
設備工事業界では、人手不足の深刻化や熟練技術者の減少に加え、品質確保、安全性向上、生産性向上への対応が重要な経営課題となっており、AIやデジタル技術を活用した業務変革への期待が高まっている。
福岡県福岡市に本社を置くクラフティアは、創立100周年(2044年)に向けた長期ビジョンのもと、事業の多角化と質の向上を通じた持続的な成長を目指している。その取り組みの一環としてKRAFTIA Innovation Fundを設立し、AI・デジタル、グリーン・イノベーション、建設テックなどの領域を中心としたスタートアップとの共創を推進している。
一方、東京都品川区に本社を置くセンシンロボティクスは、AI・データ・ロボティクスなどの先端技術を活用し、社会・産業インフラの現場における業務の高度化や省力化を支援してきた実績を持つ。
今回の協業では、クラフティアが有する設備工事現場での知見や業界ネットワークと、センシンロボティクスが有するAI・データ活用技術を融合し、設計・施工・維持管理を含む設備工事業務全体の高度化と省力化の実現を目指す。さらに、AIによる業務支援に加え、将来的にはロボティクスやフィジカルAI活用も視野に入れながら、新たなソリューションや事業機会の創出に取り組む方針だ。
再生可能エネルギーや検査業務での共同検討へ
今後、両社は設備工事業界が抱えるさまざまな現場課題を起点として、AI・デジタル技術を活用した業務効率化や自動化に向けた具体的なテーマの検討を進める。
まずは、再生可能エネルギー分野における業務効率化や、設備工事における検査業務の高度化・自動化などの領域において、両社の技術やノウハウを活用した共同検討を進める予定としている。現場起点での課題解決と新たな価値創出を推進し、設備工事業界の持続的な発展に貢献していく考えだ。
両社の概要
株式会社クラフティア
- 本社所在地:福岡県福岡市中央区天神一丁目11-1 ONE FUKUOKA BLDG.14階
- 代表:代表取締役社長執行役員 石橋 和幸
- 設立:1944年12月
- URL:https://www.kraftia.co.jp/
株式会社センシンロボティクス
- 本社所在地:東京都品川区大井一丁目28番1号 住友不動産大井町駅前ビル4階
- 代表:代表取締役社長 CEO 北村卓也
- 設立:2015年10月
- URL:https://www.sensyn-robotics.com/
本記事は株式会社クラフティアおよび株式会社センシンロボティクスの発表をもとに作成しています。
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