台湾エクセレンス、CEATEC 2026で 台湾テクノロジーの実社会における活用事例を紹介
台湾エクセレンスがCEATECに初出展、台湾企業13社がAI製品などを披露 CATEGORY: テクノロジー
台湾エクセレンスは、CEATEC 2026において「Taiwan AI Island」をテーマとするパビリオンを正式にオープンしました。今回がCEATEC初出展となる同パビリオンには台湾企業13社が集結し、実用的な用途に向けた24の製品・ソリューションを展示しています。会場では産業安全やスマートケア、教育、データ保護など幅広い分野のデモンストレーションが行われています。
台湾のイノベーション力を日本に発信
今回の出展は、個々の製品を単独で紹介するのではなく、ハードウェア、ソフトウェア、製造、各分野の専門知識を組み合わせ、実際の業務や社会のニーズに応えるソリューションを体系的に提示する構成となっています。経済産業省(METI)が製造業の主要課題として人手不足を挙げ、生産性向上に向けたロボットやAI活用の重要性が高まるなか、台湾の技術力と日本の産業分野の専門性を補完し合う連携の機会を目指しています。
パビリオンのオープニングには台北駐日経済文化代表処経済部課長補佐の楊子賢氏や、CEATEC主催団体である一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)業務執行理事の執行裕子氏らが来場しました。
楊氏は、今回の出展について「AIを支えるインフラから、工場、教室、介護施設、そして日常生活へとAIを取り入れるアプリケーションまで、台湾のイノベーション力を一つのつながりとして紹介する機会です」と説明しています。また、執行氏は台湾企業の実用的なAI活用事例の紹介を歓迎し、両国の技術交流と産業連携の進展に期待を寄せました。
多様な分野に対応する24の製品・ソリューション
会場では、現場に近い場所で高度な情報処理を行う産業用およびエッジコンピューティングから、日常生活に関わるコネクテッドデバイス、高セキュリティな産業グレードのストレージまで、幅広い製品群が展示されています。

各企業の主な出展内容は以下の通りです。
- EverFocus:教室での議論をデジタル記録に変換し参加状況のインサイトを提供する「Sarea MINERVA」
- Good Way:高齢者介護施設向けの非接触モニタリングおよび映像確認ソリューション
- Innodisk:現場の安全リスクをリアルタイムで特定するエッジAI技術
- STYTRIX:ファッションデザインとバーチャルサンプリングのための統合AIワークフロー
- TEAMGROUP:デュアルモードによるワンクリックデータ消去機能を備えたポータブルSSD
- ARBOR Technology、InWin:産業用コンピューター、堅牢型デバイス、拡張性のあるGPUおよびエッジコンピューティング・プラットフォーム
- Litemax:ファンレスのエッジAIコンピューティングと高輝度の三角形ディスプレイ
- AIFA Technology、Delta Electronicsのブランド「Innergie」、JIYONSON、Sauber Technology:スマートホーム制御、モバイル電源、コーヒー抽出、室内空気環境に関するソリューション
- Transcend:モバイルワーカーや厳しい業務環境向けのポータブルおよび産業グレードのストレージソリューション
体験プログラムとブース概要
会期中は、ビジネス来場者向けのガイド付きブースツアーや製品の体験セッションが毎日実施されます。また、ネットワーキングの場として台湾タピオカドリンクを提供する「Taiwan Bubble Tea Happy Hour」も毎日開催されます。
台湾エクセレンスブースは、10月16日まで幕張メッセのホール7(ブース7H005)にて開催されます。

関連組織の概要
台湾エクセレンス賞および運営組織の概要は以下の通りです。
- TAIWAN EXCELLENCE(台湾エクセレンス):1993年に台湾の経済部(MOEA)が創設。「研究開発」「デザイン」「品質」「マーケティング」の4項目と「台湾製であること」を審査基準とし、革新的な製品を表彰する制度。公式サイト:www.taiwanexcellence.org
- 台湾貿易センター(TAITRA):1970年設立の非営利公的貿易振興機構。本部は台北にあり、国内5拠点(桃園、新竹、台中、台南、高雄)、日本国内3拠点(東京、大阪、福岡)を含む世界63ヵ所の事務所を展開。公式サイト:www.taitra.org.tw
本記事は台湾エクセレンスの発表をもとに作成。
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