PR TIMES、2026年度通期の売上高予想を103億1900万円へ下方修正
株式会社PR TIMESは2026年10月14日(水)、2026年度(2027年2月期)第2四半期決算を発表しました。あわせて2026年度通期業績予想の修正を行い、売上高を103億1900万円(前期比8.1%増)へ下方修正しています。一方、利益面については経費の見直し等により、EBITDAおよび営業利益の前回予想を据え置きました。

2026年度上期および第2四半期の業績動向




2026年度上期(2026年3月〜8月)の業績は、売上高50億4900万円(前年同期比108.0%)、EBITDA19億7400万円(同96.6%)、営業利益17億5100万円(同92.6%)、当期純利益11億2500万円(同88.4%)となりました。4月13日に公表した上期業績予想に対しては、売上高97.4%、営業利益106.2%、当期純利益101.0%で着地しています。



第2四半期(2026年6月〜8月)単体では、売上高25億2100万円、EBITDA9億7900万円、営業利益8億7100万円、当期純利益5億2000万円となりました。四半期売上高の推移としては、第2四半期として過去最高を更新しています。販売管理費では、S&Mの売上高比率が34.6%、R&Dが8.5%、G&Aが8.0%となり、広告宣伝費は2億500万円(前年同期比124.6%増)を計上しました。


通期売上高予想の下方修正とJooto事業廃止
同社は2026年度通期の売上高予想を103億1900万円へ下方修正しました。2026年8月にタスク・プロジェクト管理ツール「Jooto」の事業撤退を決定したことに加え、その他のサービスおよび連結子会社である株式会社NAVICUSの売上高が当初計画を下回っていることが影響しています。
利益面に関しては、「Jooto」の事業撤退に伴う費用の減少やグループ全体での経費見直し等により、EBITDAおよび営業利益は前回予想を据え置いています。なお、「Jooto」は2027年7月31日をもって一般提供を終了し事業を廃止する予定ですが、「標準の箱」は対象外として従前どおり提供を継続するとしています。
PR TIMESの利用企業数は13万3784社に
主力のプレスリリース配信サービス「PR TIMES」の利用企業数は、2026年8月末時点で13万3784社(前年同期比1万6854社増)となり、国内上場企業の利用率は66.7%に達しました。12カ月以内に配信実績のあるアクティブ利用企業数は4万9311社となっています。
2026年度第2四半期のプレスリリース件数は12万9825件(前年同期比11.2%増)となり、四半期として過去最高を更新したほか、2026年8月には累計件数が300万件を突破しました。また、期間契約プラン(年間契約・半年契約)の合計社数は3676社(前年同期比443社増)と拡大しています。
配当方針の変更と45億円の投資枠設定
株主還元および資本政策に関して、普通配当のDOE(株主資本配当率)基準を従来の2%以上から9%以上へ引き上げ、累進配当を原則とすることを発表しました。これに伴い、2027年2月期の年間配当予想を16円80銭から74円30銭へ修正し、2028年2月期からは中間配当を導入します。
さらに、2026年度から2030年度までのM&A・戦略投資枠として45億円を設定することを決議しました。期間終了時における未使用額の50%以上は、原則として特別配当で還元する方針です。同社はJooto事業廃止に伴い資本や人材を成長領域へ再配分し、2030年度に営業利益70億円、EBITDA77億円の達成を目指すとしています。
株式会社PR TIMES 概要
- 会社名:株式会社PR TIMES
- 所在地:東京都港区虎ノ門一丁目17番1号 虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー 28F
- 設立:2005年12月
- 代表取締役:山口 拓己
- 主な事業内容:プレスリリース配信サービス「PR TIMES」の運営等
- URL:https://prtimes.co.jp/
本記事は株式会社PR TIMESの発表をもとに作成しました。
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