『子どもに会社をつがせたい』出版、事業承継の解説書
株式会社新経営サービス(京都市下京区、代表取締役:山口俊一)は、中小企業の事業承継に焦点を当てた書籍「『子どもに会社をつがせたい』と思ったとき読む本」(中谷健太・著)をあさ出版(東京都豊島区、代表取締役:田賀井弘毅)から出版した。この本は、事業承継に悩む経営者たちに対し、社長と後継者の人生初の事業承継を円滑かつ円満に進めるための具体的な指南を提供する。
事業承継は、どの経営者にとっても重要な課題である。子どもに会社を継がせたいと思っても、承継意欲のない子どもをどう後継者に育てるか、厳しい経営状況の中でどのように会社を継がせるべきか、後継者の株式買取り資金や納税資金の負担をどう軽減するかなど、多くの問題が立ちはだかる。
この本は、そうした課題に対する具体的な解決策を提示し、事業承継を円滑に進めるための実践的なノウハウを提供する。また、事業承継が会社の発展の転換期であることを強調し、早期の事業承継が会社の成長を促進すると主張している。
著者の中谷健太は、株式会社新経営サービスの経営支援部マネージャーで、事業承継士、中小企業診断士、経営革新等認定支援機関の資格を持つ。彼は、事業会社の役員を経て、現在は事業承継&経営革新の専門家として、中小企業約200社以上の経営改善及び事業承継支援を実施している。
中谷は、後継者不在や事業不振による廃業予手の会社、争族問題に発展した会社、社長の急逝による緊急対策など、様々な事業承継案件を担当し、事業承継後の経営革新・組織開発の支援までをも手掛けている。
この本は、中谷の豊富な経験と知識を基に、中小企業の事業承継に関する具体的な指南を提供する。経営者が事業承継を円滑に進め、会社を成長させるための一冊となるだろう。