パナソニック調査、離乳食作りや床掃除で親の休息が削られる実態が明らかに
パナソニック株式会社は、子育て世帯を対象に実施した家事や育児の負担に関する実態調査の結果を公表しました。調査では、多くの親が休息時間を削りながら離乳食のストック作りや後片付け、日常的な床掃除をこなしている切実な状況が浮き彫りとなりました。同社はこれらの結果を受け、家電の活用によって負担を減らす子育てのあり方を提案しています。
離乳食のストック作りと後片付けが親の休息を圧迫

パナソニック株式会社が0歳~1歳の子どもと同居する親800名を対象に実施した「離乳食・幼児食の調理・片付けストレスに関する実態調査」によると、離乳食・幼児食づくりについて79.9%(約8割)が手作りに前向きな意向を示しました(「できるだけ手作りしたい」39.4%、「状況に応じて手作りと市販のベビーフード(レトルト等)を半々くらいにしたい」40.5%の合計)。一方で、実際のストック作りにかける時間は1回あたり平均約50分(49.5分)にのぼることが分かりました。

作業のタイミングは「子どもが起きているが、機嫌よく一人で遊んでいる時間(48.0%)」や「子どもが寝ている時間(47.8%)」が多く、息抜きや休息に充てられる隙間時間を削って調理している実態がうかがえます。なお、ストック作りの平均時間(49.5分)は、1回あたりの作成時間(単一回答)の各選択肢に中央値を割り当て、回答者数で加重平均を算出した数値です(「2時間以上」は120分として算出)。

調理後の片付けについては、31.1%が大きな負担と感じていました。特に、ストック保存用の小分け容器や裏ごし器などの細かな調理道具の洗浄では、66.6%(約7割)がストレスを感じていると回答しました。片付けにかかる時間は1回あたり平均約21分(21.3分)で、「洗い物の山を見て気が重くなる(41.3%)」、「せっかくの休憩時間が削られる(29.1%)」といった声が挙がっています。後片付けの平均時間(21.3分)も同様に加重平均で算出された数値です(「1時間以上」は60分として算出)。

日常の掃除機がけや拭き掃除に約8割が負担感
未就学児〜小学生の子どもと同居する親900名を対象とした「床の衛生環境に関する実態調査」(調査概要での名称は「子育て世帯の床の掃除負担と衛生環境に関する実態調査」)では、自宅での日常的な掃除機がけについて79.2%(約8割)が「面倒・負担に感じる(非常に面倒・負担に感じる:27.4%、やや面倒・負担に感じる:51.8%)」と回答しました。




さらに手間の増える床の拭き掃除(水拭き・シート拭き等)の実態では、「日々の忙しさから満足のいくレベルまで床掃除が行き届かない(41.8%)」が最多となり、「拭き掃除まで行う時間的・精神的な余裕がない(34.1%)」が続きました。「掃除機をかけた後にさらに拭き掃除をする二度手間が面倒(27.1%)」や「子どもにすぐ汚されてしまうため諦めている(23.3%)」との回答も上位に並び、拭き掃除まで手が回らない状況が見受けられます。

パナソニック株式会社は、これらの一連の結果から「手作り・衛生への想いと時間・体力のギャップ」「主作業以上に負担となる細かな後片付けや二度手間」「完璧にこなせないことによる諦めとストレス」という3つの構造的課題が存在していると分析しています。

夫婦コンサルタントが語る「夫婦ONE TEAM思考」と家電活用
調査結果の公表に伴い、(株)ジーアンドアーク代表の山本久美子氏(じママ)を招いたトークセッションが実施されました。SNS総フォロワー数24万人を超えるインフルエンサーであり、夫婦コンサルタントとして活動する山本氏は、「育児はやめられないが、家事負担は減らせる」として夫婦がチームで家事・育児に向き合う「夫婦ONE TEAM思考」の重要性を説きました。
山本氏は、家電について「単なる時短ツールにとどまらず、そうしたプレッシャーを取り除き、親の心の余白を生み出してくれる存在である」と語り、タスクを抱え続ける心理的負担を軽減する役割を強調しました。また、食洗機による洗い物の負担軽減や、掃除のハードルを下げて隙間時間に対処する工夫について言及したほか、家電に頼って生まれた時間を夫婦の対話や整理整頓にあてることで、家庭内の良い循環が生まれると述べました。
家事負担の軽減を支援するパナソニックの製品群
パナソニック株式会社は、子育て世帯の家事負担を軽減する製品を展開しています。
- 食器洗い乾燥機 NP-TSP2:奥行約34cmのスリムな給水工事不要タンク式食洗機。ドアが上に開く「リフトアップオープンドア」を採用し、「ストリーム除菌洗浄」により全洗浄コースで除菌が可能(乾燥のみの設定では除菌不可)。
- セパレート型コードレススティック掃除機 MC-NX600KM(2026年10月下旬発売):目に見えない微細なゴミ(スゴ取れセンサーで検知できる約20 μm以上の花粉やダニのフンなど)を取り除き、マイクロミストで床の菌を99%以上除菌(試験機関による計算値、使用環境により異なる)。足踏みペダルでのノズル着脱やゴミを自動収集する「クリーンドック」を搭載。
- ベビーモニター KX-HC750:Wi-Fi設定不要でモニター機とカメラが接続できる見守りカメラ。暗い部屋でも確認できるナイトモードや、室温・動き・泣き声の通知機能を備える。
- 浄水型ウォーターサーバー TK-RSS1:水道水を注ぐだけで80℃以上の温水や10℃以下の冷水が使える卓上型モデル(水を沸騰させる機能は非搭載)。深夜の調乳や日々の水分補給の手間を軽減。
調査の概要
実態調査の概要は以下の通りです。
- 離乳食・幼児食の調理・片付けストレスに関する実態調査
- エリア:全国
- 調査対象:20歳~45歳 男女 計800人(0歳~1歳の子どもと同居している男女)
- 調査期間:2026年7月24日(金)~7月27日(月)
- 調査方法:インターネット調査
- 実査委託先:楽天インサイト株式会社
- 子育て世帯の床の掃除負担と衛生環境に関する実態調査
- エリア:全国
- 調査対象:20歳~59歳 男女 計900人(未就学児〜小学生の子どもと同居している男女)
- 調査期間:2026年9月8日(火)~9月9日(水)
- 調査方法:インターネット調査
- 実査委託先:楽天インサイト株式会社
本記事はパナソニック株式会社の発表をもとに作成しました。
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