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ジンベイ、GPU不要でPC1台で動くAI-OCR「GenOCR CPU版」を提供開始

神奈川県横浜市に本社を置くジンベイ株式会社(代表取締役:上田英介)は、AI-OCRサービス「ジンベイ GenOCR」において、GPUサーバーを必要とせずPC 1台で動作するスタンドアローン型の「CPU版」の提供を開始した。

インターネットに接続しない環境でも利用でき、帳票データを社外に出さずに社内のPCだけで読み取りまで完結する仕様となっている。専用のGPUサーバーの用意が難しい企業や自治体、データを外部に持ち出せない部署でも、既存のPCを活用して導入できる。

提供開始の背景

「GenOCR」は、生成AIを活用して手書き文字や非定型フォーマットの帳票を事前設定なしでデータ化できるサービスとして展開されてきた。これまでクラウド版に加え、帳票を社外に送信せず社内環境だけで処理できるオンプレミス版も提供されていた。

しかし、オンプレミス版は大量処理に向いたGPUサーバーの設置が前提となっていた。そのため、処理量が少なくGPUサーバーの購入・運用までは見合わないケースや、部署ごとに小さく導入して効果を確かめたい要望、個人情報や機密情報を扱うためにネットワーク非接続のPCで利用したいといった相談が寄せられていたという。こうした声に対応するため、既存のPCにインストールして利用可能なCPU版の提供に至った。

同製品は、GPUサーバーを調達することなく、GPUを搭載していない一般的なPCで動作する。推奨環境は、Windows 11(64bit)またはMac、Intel Core i5 第12世代以上、メモリ16GB以上(最低8GB)、空き容量6GB以上となっている。

インターネットに接続しないスタンドアローン環境に対応しており、帳票画像や読み取り結果が端末外に出ないため、機密性の高い帳票を扱う部署などでも利用が可能である。機能面では、なぐり書きのような手書き文字や非定型帳票を事前設定なしで読み取れる従来の強みをそのまま引き継いでいる。

料金体系は初期費用20万円、年間ライセンス60万円/台(いずれも税抜)で、端末ごとにライセンスを発行する形態を採用しており、1台からの導入に対応する。同社は、少量〜中量の帳票処理にはスタンドアローン型のCPU版、大量の帳票を高速処理したい場合はオンプレミス型のGPU版といった用途に応じた使い分けを提示している。

想定される活用シーンと効果

活用シーンとしては、検査依頼書や問診票などを扱う「医療・検査」、外部ネットワーク非接続端末で申請書等を処理する「自治体・公共」、検査成績書などの品質記録を扱う「製造・建設」、機密性の高い申込書類を扱う「金融・士業」のほか、全社展開前の部署単位での試験導入などが想定されている。

これにより、セキュリティ要件によってデータ化を見送っていた業務への導入や、サーバー調達コストを抑えたスモールスタート、その後の段階的な拡大などが期待されている。

「ジンベイ GenOCR」は、ジンベイ株式会社が独自開発した文字認識AIを搭載するサービスである。手書き文字や図形・グラフの読み取りに対応し、当社内での検証結果に基づく数値として読み取り精度99%(*)以上を実現しているほか、事前設定がほぼ不要である点を特徴としている。

ジンベイ株式会社の概要は以下の通り。

  • 法人名:ジンベイ株式会社
  • 代表者:代表取締役 上田 英介
  • 所在地:〒220-0004 神奈川県横浜市西区北幸一丁目5番10号 JPR横浜ビル 8階
  • 設立:2024年5月24日
  • 事業内容:AI・システム開発、コンサルティング、および関連するサービス
  • 会社HP:https://jinbay.co.jp/

本記事はジンベイ株式会社の発表をもとに作成。

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