UA日本記録が動画公開 ダークパターン見直しと数値基準の訴求を企業へ提言
Imperial Nexus株式会社が運営するUA日本記録(UA-JAPAN RECORDS)は、公式YouTubeチャンネルで公開した動画を通じ、ウェブ広告や販売ページを運営する企業へ向けて提言を行いました。消費者を誤認させたり急かしたりするいわゆる「ダークパターン」の表示を見直し、数値で示せる強みで商品やサービスを伝えるよう求めています。同組織は動画の内容とともに、消費者庁の研究センターの公表資料などを踏まえた見直しの視点を取りまとめて発表しました。

企業へ向けたダークパターン見直しの呼びかけ
UA-JAPAN RECORDSは、虚偽の記載がない場合や条件を明記している場合でも、見せ方次第で消費者の判断をゆがめてしまうケースがあると指摘しています。一時的に申込みが増えたとしても顧客の信頼を損ない、長期的な売上につながりにくいとの見解を示しました。

同組織は画面がダークパターンに該当しないかを確かめる目安として「シンプルに説明できるかどうか」を提示し、特に以下の5つの表示について見直しを求めています。
- 根拠があいまいなNo.1表示:「満足度No.1」など、何をどう測ったかが分かりにくい表示。
- 見つけにくい閉じるボタン:広告などの閉じるボタンが極端に小さい、または分かりにくい位置にある表示。
- 気づきにくい定期購入:1回の購入のつもりが、定期購入になっている申込み画面。
- 解約しにくい画面:申込みに比べて、解約までの手順が極端に多い、または引き留めが繰り返される画面。
- 急かすカウントダウン・期限表示:残り時間や期間限定を強調し、消費者を急がせる表示。
公表資料にみるダークパターンの実態と法規制
発表資料では、消費者庁の新未来創造戦略本部 国際消費者政策研究センターによるリサーチ・ディスカッション・ペーパー「いわゆる『ダークパターン』に関する取引の実態調査」(2025年4月公表)の事例イラスト集の内容が要約されています(同資料は執筆者個人の責任で作成され、消費者庁の見解を示すものではないとされています)。事例イラスト集では、事業者に有利な選択肢の事前選択(定期お届けコースの事前選択など)、キャンセル困難、No.1表示/高満足度、カウントダウンタイマー/期間限定などが主な事例として示されています。
また、2022年6月施行の改正特定商取引法においては、通信販売の最終確認画面で、分量、価格、支払時期・方法、申込期間、申込みの撤回・解除に関する事項などの表示が義務付けられています。

数値基準による日本記録認定と相談窓口の案内
UA-JAPAN RECORDSは、日本記録や日本一を「数値で測れるもの」と定義し、記録の証拠を確認したうえで認定基準に基づき審査と認定を実施しています。満足度といった主観的評価によるNo.1ではなく、測定内容を明示できる記録として扱うことで、消費者に誤解を与えにくい訴求が可能になるとの見解を示しています。なお、この認定はあらゆる広告表現の適法性を保証するものではないとしています。

同組織では、ダークパターンに頼らず強みを伝えたい企業に向けて、数値で測れる日本一の候補や根拠の整理を行う無料相談を受け付けています。
Imperial Nexus株式会社の概要
- 会社名:Imperial Nexus(インペリアルネクサス)株式会社
- 代表者:上野亜揮(うえの あき)
- 所在地:〒221-0835 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町3-30-1 神奈川県農業機械会館5F-5
- 設立:2019年12月27日
- 資本金:2,000万円
- 事業内容:日本記録・日本一の調査および認定、経営コンサルティング業務、BtoB支援事業、SNS運用代行、イベント事業、フランチャイズ本部運営など
本記事はImperial Nexus株式会社の発表をもとに作成されています。また、記事内では消費者庁「いわゆる『ダークパターン』に関する取引の実態調査」および国民生活センター「改正特定商取引法が施行されました」(2022年6月)の公表資料を参照しています。
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