ナナコジャパン、NanacoGuardの一般受付を2026年10月14日開始へ
東京都渋谷区に本社を置くナナコジャパン合同会社は、独自ドメインのメールアドレスを利用する企業向けの迷惑メール対策ゲートウェイサービス「NanacoGuard(ナナコガード)」の一般受付を、2026年10月14日より開始します。同サービスは、受信メールが利用中のメールサーバーへ届く前に送信元の認証情報や本文、リンク、添付ファイルなどを確認するセキュリティサービスです。DNSのMXレコードを変更することで導入でき、既存のメールサーバーやメールアドレス、メールソフトは原則そのまま利用できます。
既存環境を活かすゲートウェイ型の判定と配信制御
NanacoGuardは、利用中のメールサーバーを置き換えるのではなく、インターネットから送られてきたメールを受信して複数情報をもとに判定したうえで既存サーバーへ配送する仕組みを採用しています。

判定結果に応じたメールの扱いは以下の通りです。
- 正常なメール:現在のメールサーバーへそのまま配送
- 注意が必要なメール:判定情報をメールヘッダーへ付与して配送
- 危険なメール:隔離し、30日間保管
隔離されたメールは管理画面から確認でき、必要なメールは配送が可能です。また、配送先のメールサーバーが一時的に応答しない場合は自動で再送されます。注意が必要と判定されたメールについても、メールの件名(Subject)の文字自体は変更せず、「X-NanacoGuard-Verdict: suspicious」などの判定結果やスコアをメールヘッダーへ付与して配送します。件名や本文を書き換えることで送信元のDKIMに影響し、配送先で正常なメールとして認識されなくなる事態を防ぐ設計となっています。
認証技術やAI文面解析を組み合わせた複合判定

メールの確認にあたっては単一の判定方法に依存せず、複数の情報を組み合わせて検証を行います。
- SPF・DKIM・DMARCの認証結果を確認
- ブランドを装った「なりすまし」を検知
- 返信先(Reply-To)の偽装を確認
- 危険なリンクを確認
- 添付ファイルを確認
- AIによる文面解析
AIによる本文解析も行われますが、AI単独でメールの扱いを決定するのではなく、送信元の認証結果、なりすましの可能性、リンクや添付ファイル、各種ルールによる確認結果などを組み合わせ、総合的に判定されます。
1アドレス単位での導入と料金体系
NanacoGuardは独自ドメインで使用しているすべてのアドレスを一括契約する必要はなく、代表メールアドレスや経理担当者、問い合わせ窓口など、保護したいメールアドレスを1メールアドレス単位で選択して導入できます。なお、GmailやYahoo!メールなど、利用者側でMXレコードを変更できないフリーメールは対象外となります。
料金や利用条件は以下の通りです。

- 月額料金:1メールアドレス 300円(税別)/330円(税込)から
- 初期費用:0円
- 無料期間:14日間
- 契約期間:縛りなし
- 解約:管理画面からいつでも可能
- 支払い方法:各種クレジットカード
4ステップの導入手順と提供元の概要
サービスの導入は以下の4つのステップで完了します。
- アカウント登録
- ドメインと配送先メールサーバーを登録
- 保護するメールアドレスを選択
- MXレコードを変更
ナナコジャパン合同会社はサービス提供開始後も判定精度の継続的な改善を行う方針を示しています。
同社の概要は以下の通りです。
- 会社名:ナナコジャパン合同会社
- 所在地:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号 渋谷道玄坂東急ビル2F-C
- 創業:2014年4月
- 法人設立:2020年9月
- コーポレートサイト:https://nanacojapan.co.jp/
- サービス公式サイト:https://guard.nanacojapan.co.jp/
本記事はナナコジャパン合同会社の発表をもとに作成されています。
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