イケア、青のフラクタバッグを改良 リサイクル素材90%以上使用
イケア・ジャパン株式会社は、ブルーの「FRAKTA/フラクタ キャリーバッグ」を改良したことを発表しました。36リットルと71リットルサイズのバッグにおいて、デザインや機能性、価格を維持しながら、リサイクル素材の使用率を90%以上に高めています。世界中で毎年4,400万個以上が販売されている同社を代表する商品のリニューアルとなります。
新たに改良された36リットルと71リットルのFRAKTA/フラクタ キャリーバッグは、リサイクル素材を90%以上使用して製造されています。そのうち少なくとも70%は、プラスチック製の食品容器や粉ミルク用の大型バッグなど、食品業界およびプラスチック業界から排出された包装廃棄物に由来するものです。


象徴的なブルーカラーを保つために少量のブルーの顔料を加え、最大25kgの荷物を運ぶ強度を維持するため最小限の割合のバージンポリプロピレンを使用しています。製品開発者のJulia Rosenberg氏は、独自性をつくり出す機能性やデザイン、低価格に妥協することなく、リサイクル素材の割合を高めようとしたと説明しています。


自動化された生産工程と素材の単一化
今回の改良では、本体と持ち手に単一素材であるリサイクルポリプロピレン(PP)を採用しました。バッグは一続きの工程で製造され、持ち手を従来の手作業による縫製から素材への直接溶着へと変更しています。
生産工程を完全自動化することで、製造時間の短縮に加え、約89,000km分の糸の使用削減につながりました。また、工程内で余った材料は回収され、新しいバッグの生産ラインへ再投入されています。これらの製造面の変更により、リサイクルポリプロピレンに伴う追加の加工や選別、品質管理コストを相殺し、手ごろな価格を維持しています。


2017年から進められた開発の背景


FRAKTA/フラクタ キャリーバッグは1996年の販売開始から30年にわたり利用されてきました。今回の改良に向けては、2017年以来、イケアの商品開発者、エンジニア、サプライヤーが協力して技術的課題の克服に取り組んできました。
エンジニアリングマネジャーのJakub Brat氏は、長年にわたるテストとサプライヤーとの緊密な協力を通じて、特徴を維持しながら製造方法を変更できたと述べています。アップデートされた商品は、世界中のイケア店舗で販売されています。
改良された商品の概要
- FRAKTA/フラクタ キャリーバッグ M, ブルー, 45x18x45 cm/36 l(価格:¥99、税込)
- FRAKTA/フラクタ キャリーバッグ L, ブルー, 55x37x35 cm/71 l(価格:¥129、税込)
本記事はイケア・ジャパン株式会社の発表をもとに作成しました。
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