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脱!サウナ体育館プロジェクト始動 桃田賢斗選手のインタビュー映像公開

学校体育館断熱プロジェクト実行会議が始動した「脱!サウナ体育館プロジェクト」において、企画・制作を担当する株式会社地球中心デザイン研究所は、元バドミントン世界王者の桃田賢斗選手が出演するインタビュー映像を公開した。本プロジェクトは、厳しい暑熱環境となる学校体育館の暑さを社会課題として可視化し、解決を目指す取り組みである。全国の体育館を夏でも安心してスポーツができ、災害時には命を守れる場所に変えていくための発信や支援を行っていく。

体育館の空調設置率は31.7% 練習機会の喪失も浮き彫りに

気候変動に伴う猛暑が子どもたちのスポーツ環境に影響を及ぼしている。文部科学省の調査(令和8年5月1日現在)によると、公立小中学校等の普通教室における空調(冷房)設備設置率が99.6%に達しているのに対し、体育館等は31.7%にとどまっている。窓を閉め切った体育館内は日射や輻射熱等の影響で厳しい環境になる場合があり、熱中症のリスクに加え、部活動や体育の中止・短縮による運動機会の減少が問題視されている。

一般社団法人SDGs in Sports(脱!サウナ体育館プロジェクト)が実施した「消えた夏練」実態調査では、空調のない体育館で指導する指導者が暑さによって失った練習時間は平均8.9時間にのぼり、空調のある体育館の約4倍となった。調査では指導者の2人に1人が命に関わると感じながら現場で判断を迫られている実態が示されている。また、体育館は災害時の指定避難所でもあるが、空調設置率は都道府県間で0.8%〜95.6%と大きな格差が存在する。さらに、断熱性能が十分でない建物では外気熱の影響を受けやすく、空調効率の低下や電気代の増加につながる課題も抱えている。

桃田賢斗選手が語る「暑かった体育館」の記憶

公開された映像では、元バドミントン世界王者で現在はNTT東日本 選手兼コーチを務める桃田賢斗選手が自身の原体験を明かしている。

小学2年生から25年間にわたり体育館で競技を続けてきた桃田選手は、風の影響を避けるために窓やカーテンを閉め切って練習を行ってきた。高校1年生のインターハイでは脱水症状に陥り、意識が朦朧とする中で敗戦した経験を振り返り、「暑かった体育館」の記憶とともに次の世代への想いを伝えている。

映像URL:https://www.youtube.com/watch?v=3d32PQZMugE

本プロジェクトは、全国の学校体育館を「夏でも安心してスポーツができ、災害時には命を守れる場所」にすることを目指し、モデル体育館での調査・検討や自治体への技術的アドバイス、ガイドブック等による知見の共有、アスリートや競技団体と連携した発信を推進する。

  • プロジェクト名:脱!サウナ体育館プロジェクト
  • 主催:学校体育館断熱プロジェクト実行会議(構成団体:公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)、一般社団法人SDGs in Sports、株式会社エネルギーまちづくり社)
  • 賛同団体:一般社団法人日本車いすバスケットボール連盟、一般社団法人日本ボッチャ協会、公益財団法人日本バドミントン協会、公益財団法人日本バレーボール協会、公益財団法人日本卓球協会、公益財団法人日本体操協会
  • 助成:日本財団
  • 後援:公益財団法人日本オリンピック委員会、公益財団法人日本スポーツ協会
  • 公式Webサイト:https://sauna-gym.jp/

プロジェクトの企画・制作を手がけた株式会社地球中心デザイン研究所のExecutive Creative Directorである佐藤カズー氏は、「子どもたちの安全とスポーツの機会を守るために、明日にでも空調を導入し、断熱環境を整えてほしい」とコメントしている。同社は「クリエイティビティで、地球と人がともに繁栄できる時代をつくる。」というパーパスを掲げ、持続可能な社会の仕組みづくりに取り組んでいる。

  • 社名:株式会社地球中心デザイン研究所(英:Earth Centric Design Lab)
  • 設立:2024年10月2日
  • 代表:代表取締役 佐藤カズー
  • 所在地:東京都港区芝浦1-13-10第3東運ビル
  • 資本金:5000万円
  • 公式Webサイト:https://ecdtokyo.jp/

本記事は株式会社地球中心デザイン研究所の発表をもとに作成。

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