Japan Cheese Awards 2026、共働学舎新得農場のさくらがグランプリ獲得
NPO法人チーズプロフェッショナル協会は、国産ナチュラルチーズとその生産者が集まるイベント「WA!CHEESE FES」と、国産ナチュラルチーズコンテスト「Japan Cheese Awards 2026」を東京の六本木ヒルズアリーナで開催しました。今年で7回目となった同コンテストには全国130の工房から397品が出品され、厳正な審査の結果、北海道の農事組合法人共働学舎新得農場が製造する「さくら」がグランプリを受賞しました。2026年10月10日(土)と11日(日)の2日間で行われた同イベントには、5,000名以上が来場しました。

共働学舎新得農場の「さくら」がグランプリを獲得
「Japan Cheese Awards 2026」では、チーズプロフェッショナルの資格を持ち専門研修を修了した審査員とゲスト審査員を合わせた107名が審査を行いました。グランプリに選出された「さくら」は、「ソフト/酸凝固 バラエティ」部門に出品された商品です。




農事組合法人共働学舎新得農場の製造責任者である村上隆司氏は、新得町の町の木であるエゾヤマザクラの葉で香りをつける発想から2000年に誕生したチーズであると説明し、「今年から『和チーズ』という呼称が掲げられるなか、受賞できてうれしいです」とコメントを寄せました。また、各カテゴリーで高く評価されたチーズに贈られる最優秀部門賞には、21工房の25品が選ばれました。


青カビタイプの出品増加に見る国産チーズの進化
今回の出品傾向として、従来同様にモッツァレラチーズやパスタフィラータタイプ、白カビタイプが多く見られたほか、今年は青カビタイプの出品も目立ちました。

JCA実行委員長の圓子千春氏は、高い製造技術が求められる青カビチーズに挑戦する工房の増加に日本のチーズ作りの進化を感じるとし、和チーズの大きな可能性について言及しました。また、C.P.A.会長の坂上あきは、生産者同士が刺激し合って技術を磨き、チーズ文化を育てる場としてのコンテストの意義を語り、今後も生産者と消費者をつなぎ魅力を発信していきたい旨を総評として述べました。


新設のプロセスチーズコンテストで森永乳業が最優秀賞
日本のプロセスチーズの価値や魅力を発信することを目的に、今回は新たに「プロセスチーズコンテスト2026」も開催されました。
審査の結果、森永乳業株式会社の「フィラデルフィア 贅沢3層仕立ての濃厚クリーミーチーズ」が最優秀賞を受賞しました。3層構造による独自性や見た目・味わいの贅沢感、チェダーチーズとクリームチーズの調和、滑らかな口どけなどが評価されたほか、特徴や調理方法が伝わるパッケージもポイントとなりました。優秀賞には北海道乳業株式会社の「Luxeクリームチーズ400g」と、六甲バター株式会社の「じっくり燻製 スモークチーズ」が選ばれました。
- イベント名:WA!CHEESE FES
- 会場:六本木ヒルズアリーナ(〒106-6155 東京都港区六本木6-10-1)
- 主催:NPO法人チーズプロフェッショナル協会、令和8年度国産チーズ競争力強化支援対策事業(独立行政法人農畜産業振興機構後援)
- 日程:2026年10月10日(土)11:30~19:00、2026年10月11日(日)11:00~18:00
- 公式サイト:https://cheese-fun.jp/wcf2026/
- Japan Cheese Awards 2026 URL:https://cheese-fun.jp/jca/jca2026/
本記事はNPO法人チーズプロフェッショナル協会の発表をもとに作成しました。
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