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しゃけをの「北海道だし14包」がFOOD SHIFTセレクション優秀賞

北海道標津町を拠点に地域資源を活かした食品開発を行う株式会社しゃけをの「しゃけをのTHE北海道だし14包」が、「FOOD SHIFT セレクション2026」において優秀賞を受賞しました。

同商品は、北海道の食文化に根づきながらも市場で十分に活用されず「未利用魚」となっていた「カジカ」に着目し、北海道産の原料を中心に開発されただしパックです。2023年4月27日の発売から約3年で、2026年7月時点で累計販売数100万包を突破しています。

未利用魚「カジカ」を活用した商品開発の背景

北海道では古くから、あまりのおいしさに鍋をつついて壊してしまうことから「鍋壊し」とも呼ばれる「カジカ鍋」が親しまれてきました。一方で、流通や加工の難しさなどから市場では十分に活用されず、未利用魚となっていた側面もあります。

北海道標津町出身の代表取締役である椙田圭輔氏にとってカジカは幼い頃から慣れ親しんだ味であり、「こんなにおいしい魚が、なぜ十分に活用されていないのだろう」という疑問が商品開発のきっかけとなりました。

カジカは豊かなうま味を持つ反面、臭みが出やすく商品化に課題がありましたが、素材に瞬間的に200℃以上の高温と約60トンの高圧をかける「瞬間高温高圧焼成法」を採用することで、香ばしいうま味を引き出すことに成功しました。同成法により、素材の組織が壊れるため短時間でも旨味のある出汁が取れるほか、壊れやすいビタミンのほかカルシウムを中心とするミネラルも多く含まれるとしています。

累計販売100万包突破と地域経済への影響

2023年4月に発売された同商品は、2026年7月時点で累計販売数100万包を突破し、北海道内のお土産店や道の駅をはじめ全国へと販路を広げています。また、商品には年間約3トンのカジカが活用されており、これまで十分に活用されてこなかった地域資源に需要を生み出すことで、漁業者にとっても新たな収益機会の創出につながっています。

代表取締役の椙田圭輔氏は、地域課題の解決を一過性で終わらせずビジネスとして継続させ、地域に利益や雇用を生み出すことを目指しているとし、受賞を励みに今後も地域資源の可能性を広げて新たな商品づくりに挑戦する意向を示しています。

今後の展開と活用目標

株式会社しゃけをは今後、カジカの商品開発で培ったノウハウを活かし、ほかの未利用・低利用水産資源の商品化にも取り組む方針です。現在の年間取扱量2〜3トン・1種類から、3〜5年後には年間5トン・5種類、7〜10年後には年間10トン・10種類まで活用を拡大することを目標としています。

FOOD SHIFT セレクション2026の概要

「FOOD SHIFT セレクション」は、農林水産省が推進する「ニッポンフードシフト」の一環として、国産農林水産物の魅力を発信し、積極的な選択を促すことを目的に優れた産品を発掘する取り組みです。2026年の審査では、一次審査を通過した100産品を有識者が試食審査し、「最優秀賞」10品、「優秀賞」90品が選定されました。

商品および会社概要

受賞した商品の概要は以下の通りです。

  • 商品名:しゃけをのTHE北海道だし14包
  • 受賞:FOOD SHIFT セレクション2026【優秀賞】
  • 原材料:北海道標津町産鮭節・北海道産カジカ・北海道産真昆布・国産椎茸
  • 発売日:2023年4月27日
  • 内容量・価格:5包入り 486円(税込)/14包入り 1,080円(税込)
  • 販売場所:北海道内のお土産店、道の駅、空港売店、オンラインショップ、全国のアンテナチョップ等
  • オンラインショップ:https://shop.sakewo.co.jp/

株式会社しゃけをの会社概要は以下の通りです。

  • 会社名:株式会社しゃけを
  • 代表者:代表取締役 椙田圭輔
  • 所在地:北海道標津郡標津町字伊茶仁87-1
  • TEL:0153-85-7557
  • 設立:2022年12月
  • 公式サイト:https://sakewo.co.jp/

本記事は株式会社しゃけをの発表をもとに作成しました。

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