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介護施設向けAIプラットフォーム「みちケア」、「勤怠」「プラン」を提供開始

シスタ、介護向けに「みちケア 勤怠」と業務計画作成「みちケア プラン」を提供開始

CATEGORY: テクノロジー

介護施設向けAIプラットフォーム「みちケア」を提供するシスタ株式会社は、2026年10月、新サービスとして「みちケア 勤怠」と「みちケア プラン」の提供を開始しました。

2026年5月に正式リリースされたシフト自動生成AI「みちケア シフト」に加え、両サービスが加わります。これにより、介護施設における勤務表の作成から当日の業務割り振り、出退勤の記録までを、ツールを跨ぐ二重登録をすることなく同一データ基盤上で扱える環境を実現します。

背景にある業務負担と制度改定への対応

介護業界では、厚生労働省の「第9期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数」によると、2040年度までに約57万人の介護職員が不足すると推計されています。介護報酬が公定価格でありコスト増加を価格転嫁できないなか、限られた人員でケアの質と経営を両立するには間接業務の負担軽減や加算の取りこぼし防止が求められています。

同社は月30〜40時間(同社調べ)を要していたシフト作成の自動化に取り組んできましたが、導入施設からは、勤務表作成(計画)と出退勤(実績)の管理ツールが分断している点や、手作業による予実照合・帳票作成、業務割り振りの属人化といった課題が寄せられていました。

また、訪問看護ステーションを併設・隣接する住宅型有料老人ホームなどでは、2026年6月の診療報酬改定で「包括型訪問看護療養費」が新設されました。ご利用者ごとに1日の合計訪問時間に応じて報酬が決まる仕組みとなり、日々の訪問計画の精度が訪問看護の稼働率や収益に直結するようになったことも開発の背景となっています。

QRコードで打刻する「みちケア 勤怠」

「みちケア 勤怠」は、QRコードをかざすだけで打刻できる介護施設向けの勤怠打刻サービスです。スタッフ情報は「みちケア シフト」から自動で同期されるため、二重登録の手間なく導入できます。

施設にあるタブレットやPCをタイムレコーダーとして利用でき、記録したログはシフトと同じ基盤に蓄積されます。「当日の勤務状況ボード」で出勤や休憩の状況を把握でき、既存の勤怠・給与システムとの併用も可能です。カメラはQRコードの読み取りのみに使用され、画像は保存・送信されません。

なお、同サービスは「みちケア シフト」を利用中の施設が対象となります。

業務計画の自動生成と売上予測を行う「みちケア プラン」

「みちケア プラン」は、「みちケア シフト」で作成したシフトを取り込み、ケアプランや週間提供表、訪問看護指示書、事業所内の既存業務一覧表をもとに職員ごとの業務計画を自動生成し、1日の売上予測までを算定するサービスです。

住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅向けにルート・ライン表を自動生成するほか、特定施設向けには既存業務テンプレートに合わせた業務設計を行います。また、職員ごとのスキル割り当てやケアプランを加味した配置設計、包括型訪問看護療養費の算定予測に基づく1日単位の売上計画作成に対応しています。

こちらのサービスも「みちケア シフト」を利用中の施設が対象です。

シスタ株式会社の代表取締役である梅谷雄紀氏は、シフト作成や勤怠管理、ケアプランに基づく業務設計が異なるシステムや紙媒体で個別運用されていた現場の課題に触れたうえで、今回の新サービス提供により人員配置計画から実稼働までを単一データ基盤上でシームレスに連携・統合させる土台が完成するとしています。

今後は、適正な人員配置や加算取得の支援、経営数値を可視化する経営ダッシュボード機能などを順次拡充していく方針です。

  • 会社名:シスタ株式会社
  • 所在地:東京都港区赤坂3-17-3
  • 代表者:代表取締役 梅谷 雄紀
  • 設立:2024年9月24日
  • 事業内容:介護施設向けAIプラットフォーム「みちケア」の開発・提供

本記事はシスタ株式会社の発表をもとに作成されています。

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