G1 companyがAI観光ガイドKATARIBEを出展 実証実験の連携先を募集
株式会社 G1 companyは、地域の観光ガイドが持つ知識を活用するAI観光ガイドエンジン「KATARIBE」を、2026年9月24日・25日に東京ビッグサイトで開催された「トラベルソリューション展2026」(ツーリズムEXPOジャパン2026内・業界日)に出展した。同社は一般社団法人 新上五島町観光物産協会と2026年4月から実証実験を行っており、今後は興味のある自治体や観光協会へと連携先を拡大していく方針を示している。
現地インタビューとGPSデータを連動させるAI観光案内
KATARIBEは、語り部やガイド、地域住民が持つ知識や経験が時間とともに失われていく懸念に対応するためのAI観光ガイドエンジンである。現地の語りをインタビューで記録し、GPSデータと紐づけて案内データとして整備することで、旅行者がAIとの対話を通じて現在地や関心に応じた地域情報を得られる仕組みを提供する。なお、「KATARIBE」は商標登録出願中(商願2026-056967)となっている。

活用場面としては、旅マエにおける観光Webサイトでの対話型案内や旅行ルート検討、旅ナカでのスマートフォンによる現地案内や施設解説、観光ガイドの業務支援、旅アトでのご当地商品紹介やECサイト誘導などが想定されている。さらに、LINE公式アカウントのチャットボット活用や、ARグラス、メタバース内のアバター案内などへの接続もオプションとして対応可能としている。

新上五島町観光物産協会との実証実験の進捗
実証実験は、一般社団法人 新上五島町観光物産協会と連携して2026年4月にβ版の試験運用を開始した。2026年6月からはG1 companyが運営するanywhere café(大阪市住之江区)で来客向けの情報提供を行い、2026年9月には現地の語り部へのインタビューとGPS連動データの収録を実施した。
新上五島町観光物産協会の担当者は、語り部や観光協会が積み重ねてきた知識をAIとして残せる点や、位置情報と連動して案内する点に手応えを感じている旨を明かしている。
展示会での反響を踏まえ新たな連携先を募集
ツーリズムEXPOジャパン2026のブースには、旅行関連事業者や自治体担当者、XR・AI関連事業者など2日間で約200名が来訪した。来場者からは、知識のデジタル記録や次世代への継承、現地限定の情報を得られる点、語り部への直接インタビューによる情報収集手法への共感などの声が寄せられたという。
G1 companyは反響を受け、KATARIBEを活用した次の実証実験の連携先となる自治体や観光協会を募集している。実施内容や費用は地域の状況に応じて個別に案内される。代表取締役CEOの小柴 恵一は、地域特有の物語をAIで記録し、次世代や訪問者へつなぐサービスを自治体や観光協会とともに作っていきたいとしている。
株式会社 G1 companyの概要
- 会社名:株式会社 G1 company
- 代表者:代表取締役CEO 小柴 恵一
- 所在地:大阪府大阪市住之江区安立4-3-3
- 設立:2021年10月8日
- 資本金:950万円
- 公式サイト:https://genki-1.com/
本記事は株式会社 G1 companyの発表をもとに作成されています。
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